上がり続ける米国株を見ると一抹の不安を覚える
出張が多く電車の中で立っているときは考え事をする時間があるため、色々と考えがめぐらせて、こうなった時はこう動こうとか考えています。
先週NYダウがまたかなり上がってきたなと見ていて、不気味さを感じるレベルになってきてないかとふと思ったのです。
アメリカ大統領選挙後、予測外のアメリカ大統領選挙の結果で1カ月株価が上がる様子を見て記事を書きましたが、今回はこのまま上がり続けるとバブルじゃないか?と思うのです。
昨年末に書いた記事:最近の株高にやや過熱感を感じる
トランプ大統領就任後、金融政策を期待して上がっている面もあるのかもしれませんが、肝心の政策で動いているかというとそうではないですからね。リーマンショック前の数年の動きを見ると連続して利上げした後、大きな下落になってますので大きな調整が近いんじゃないかと思うのです。
こんな時にできることとしては、過去の大きな調整が来る前はどうだったのかをしらべるのと今後どう運用していくか方針を確認見直すことだと思います。過去を調べるのは別機会として、私個人が考える運用方針は主に4つあります。
個人的に考える4つの運用方針
①複数資産に分散して買い続ける
②比較的ディフェンシブな株を買い続ける
③株とは異なる資産 債券や金等 を買い続ける
④ひたすら100%株を買い続ける
⑤①から④の組み合わせ
まぁ基本は①か④なのですし、株100%っていうのはもっともだと思います。
しかし、せっかくここまで育ててきた資産が減るのは仕方ないとはいえ、少しでも下げ幅を小さくしたいもの。個人的には①から③の組み合わせで行きたいですね。
①は日々の積立投資や確定拠出年金で行いつつ、余剰資金やボーナスでNISA枠で海外ETFを使い②、③へ投資する。これが精神安定にベターかなとおもうのです。①から③の投資に関しては、国内、先進国、米国、新興国は個人の考えに合わせて一つにかなり集中でも分散でもいいと思います。
そして仮にピークから数十パーセント下がったとしたら、小型株やグロース株(ETFならバンガード・スモールキャップETF (VB)、バンガード・米国グロースETF (VUG)、パワーシェアーズQQQ信託シリーズ1)あたりに投資するのもありと考えてます。
私の予想があてにならんのは競馬で十分理解しているため、個別株よりはETFやインデックスファンドがベターと考えます。ガンガンいくぜではなく、サッカーで1-0で勝っている状況で、カウンター狙いで守備を固める。鹿島的に時間稼ぎを行う。これが現状とる方針かなと思う今日この頃です。
無論個別株もサテライト投資でいずれやってみたいと考えていますけど、まだサテライト投資をやるまでの目安となる金額(自分が安心できる金額)までは残り約20%くらい足らないので、達成までに大きな調整に遭遇する確率は結構高いかもしれません。まぁ、地道にじりじりと資産を伸ばしていこうと思います。


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