2017年Jリーグ展望(J1編)
J2に関して書きましたので引き続きJ1も展望していきたいと思います。
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2016年Jリーグ展望(J2編)
去年に関しては鹿島は間違いなくタイトルは一つぐらい取る、川崎はまれば一発あると書きましたが、外れたのは予想以上に浦和が勝ち点を積み上げた点でしょうか。
今年はDAZNになりリーグの賞金が増えたため日本人選手の移籍が活発なオフとなりましたが、個人的には階層が3つあって優勝争い、ダークホース、残留争いという感じがします。
では、まず優勝争いしそうなチームから見ていきましょう。
優勝争い
鹿島アントラーズ
鹿島が強さをいかにして維持しているかはこのオフの補強にあると思うんですよね。シーズンを通すと昨年は浦和、川崎と勝ち点10以上引き離されているためそれを縮めないといけません。それをわかっているからこそと本気でACLを取りに行くためにレオ・シルバ、レアンドロ、ペドロ・ジュニオール、金森と言う補強なんでしょう。鈴木優磨が化けそうとはいえ昨シーズンはやや前線の層が薄かったですし。
ゴールキーパーも補強しましたし、若い選手が多いので伸びしろも大きく柴崎が抜けても優勝候補かなと。気になる点はセンターバックの選手層が薄く感じることでしょうか。
浦和レッズ
このオフの補強に関しては若手を取ってますけど、主力が30超えてる人数が増えてきていて、昨年がピークの可能性があると監督やフロントが感じたからだと思うんですよ。鹿島や川崎の若手が伸びた分、2015年からの比較で差が縮まっているようにも思われましたのでこのままだと抜かれるという危機感が多少なりともあるかなと。その割にオナイウとか田村とかJ2のチームでレギュラー取れてない選手の意味不明な補強もありますけど。3位以内に入るとは思いますが、優勝となるとACLでどこまで残るかとかの兼ね合いもあると思います。
川崎フロンターレ
今シーズン5位とかの可能性があると思いますが、大久保抜けた以外は足らない部分を補う補強ができてると思います。大久保を放出して、家長、阿部、新外人補強したの見ると数年後も考えての補強の印象です。ACL初戦を見ましたがエドゥアルドが復帰するとディフェンス面は改善すると思いますけど、連携に関してはまだまだの印象でいかに序盤戦を乗り切れるかと。序盤戦で勝ち点拾えてると面白くなるんじゃないかと。まぁ、もう一つの問題は既に出てしまった怪我人なわけですが。
鹿島ほどではないですが、面白そうな若手のいるチームです。個人的には三好は天皇杯決勝でも出てきてから試合の流れ変えてましたので、スタメンで積極的に使った方がいいと思います。エウシーニョがいないだけにドリブルで突破する選手がいない印象でしたし。
ガンバ大阪
懸案だったセンターバックは三浦とファビオで補強できたと思います。阿部と大森放出しましたが、若手を使うということなんじゃないかと思います。上位3チームと比べるとややFWの爆発力が欠ける感があるんですよね。夏に宇佐美が帰ってくる可能性があるんじゃないかとも思ってますが、噂に上がってるドワグラスが取れれば、上位3つを上回ってもおかしくありません。
FC東京
林、大田、大久保、永井と大型補強ではあるんですが外国人取らないんですかね?何故この補強を昨シーズンやらなかったかも含めてフロントが?な印象。結局昨年の上位3チームと違ってどういうサッカーやるかはっきりしないのでカップ戦を勢いで取ることがあっても、リーグ戦ではダメということなんじゃないかと。ある意味フィッカデンティ時代はやるサッカーがはっきりしていたから4位になれたと思いますがね。
ACLないチームの中では選手は揃っていると思いますのでACL圏内はあると思いますけど、じゃあ鹿島や浦和に勝てるかといわれると余りそのイメージが思い浮かびません。
ダークホース
サンフレッチェ広島
ACLがない勝ちなれているチームなので不気味。確かにウタカが抜けてるんですが、工藤を獲得したので、塩谷、青山、工藤とセンターラインがガチっとしてます。若手は昨シーズン後半結構使ってた印象で化ければ優勝経験があるだけに怖いと思います。アンデルソン・ロペスは去年川崎の試合で見たんですが今年はかなりやれそうな印象でしたし、新外人も結構よさそうと思います。
柏レイソル
こちらは初優勝時の主力から世代交代をかなり進めた印象。外人トリオ+伊東の攻撃陣は強力で、中山中谷中村の若いディフェンス陣も強力。昨シーズン後半は勝ち点を積み上げていたので台風の目になるかと。気になるのは茨田、秋野とボランチ2枚放出していること。大黒柱の大谷がいるとはいえちょっとここが引っかかる。これがなければ優勝候補に入れてもいいと思いますが。
ヴィッセル神戸
評判がいいとこける傾向があるため余り強く推せませんが、ネルシーニョの手腕と着実な補強で継続的に力をつけてきていると思います。ただ、昨シーズン後半の強さはペドロ・ジュニオールが大きかったと思うので、この移籍の影響がどれほどかが気になるところ。
サガン鳥栖
元々やってたサッカーが変わらずフィッカデンティ就任で磨きがかかり昨シーズン後半は順位を上げてきました。林とキム・ミヌが抜けましたが、鎌田が伸びていますし、新外国人と権田を取ったので埋められる可能性があります。外国人枠が1枚あいているのでデレマス資金orシャドバス資金で補強すると面白いんじゃないかなと思います。
降格争い注目チーム
横浜Fマリノス
一部で降格争いじゃないかという話もありますが、一応注目チームとして挙げておきますけど今年はなんだかんだで中位じゃないかと思うのです。というのも天野とか富樫とか喜田とか若手育成に切り替えるゆえのベテランの放出で斎藤学残留、新外国人獲得してるの見ると降格争いとは無縁で終わる可能性は高いと思うのです。
降格争いとなると、よほど内部がぎくしゃくしているということだと思います。
ジュビロ磐田
過去2年支えてきた得点源のジェイ放出は中村俊輔獲得とか関係なしに危険かと。確かにカミンスキーはすごいキーパーなのですが、他のディフェンス面がいいとは思えませんし、昨シーズン後半残留争いに加わりかけたパターンは翌年落ちることの多いパターンですんので、割と危険な香りのするチームだと思います。他降格争いは常連と昇格チームと見ますが・・世界でも有数の何が起こるかわからないリーグなだけに今年も注目です。



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