4分の1じゃなくてもいい。お金を増やすのに有効な手取りの一定比率を強制的に貯金する仕組み
普段読むブログは投資関連のブログが大半なのですが、節約に関するブログもいくつか読んでおりまして、私と比較的年齢が近いおさいふプラスは個人的に好きです。
そんなおさいふプラスで本多静六の4分の1貯金法が取り上げられていたので、実践している人間として、強制天引き貯金に関して今日は書こうと思います。
収入の25%貯金が人生を変える!本多 静六の財産目録読んだ感想と貯金率の推移公開
主な天引き貯金の例
本多静六は4分の1なんですが、実は他にも実践している例はありまして、それぞれ比率が異なります。
バビロンの大富豪(1920年代に書かれる) 10%
参考書籍:バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか関連記事:バビロンの大富豪を読んで
福澤桃介(1868~1938) 20%
参考書籍:福澤桃介式関連記事:福澤桃介式を読んで
本多静六(1866~1952) 25%
参考書籍:私の財産告白 (実業之日本社文庫)関連記事:節約でも投資でも学べることは多い良書!私の財産告白を読んで
ジョン・テンプルトン(1912~2008) 50%
参考書籍:テンプルトン卿の流儀 (ウィザードブックシリーズ)関連記事:テンプルトン卿の流儀を読んで
この事例のうち日本人の2人はほぼ同年代ですし、バビロンの大富豪が出版されたのも1920年代ということで大恐慌に重なりがあります。ちなみに福澤桃介の知人に収入の3分の2を貯蓄する猛者がいましたが、流石に名前を検索しても詳細がわからないので割愛しました。
私はこの中から本多静六の4分の1貯金法を取り入れていて、強制天引き貯金⇒投資の仕組みを構築し、順調に資産を増やしているのですが、個人的に強制的に天引き貯金に関しては3点考えています。
重要なのは貯金率ではなく、天引きした部分を貯金する仕組み
無論4分の1、あるいはテンプルトン卿のように毎月の収入の半分貯蓄できればいいと思いますけど、これが今貯金のゼロの人がいきなり4分の1となると中々難しくなります。
私の場合は4分の1貯金法を厳密にやり始めた2014年の8月の前に既に安定はしないものの手取りの20%を貯蓄に回せていましたし(参考記事:4分の1天引き貯金法を出来ているか確認)。
個人的には貯蓄率というよりも天引きした一定比率を毎月貯蓄する仕組みの方が重要だと思うんですよね。だから最初は10%とかから始めるのがいいのではないかと考えます。
一定比率を貯金に回すようになりますと、その範囲の中で生活しなければならないわけです。慣れてくると大きな買い物に関して本当に必要かと考えるようになりますし、必要な買い物が発生してもうまくお金を回そうと考えることで、お金が貯まる体質になりやすいので非常にお勧めです。
投資に使える余裕があるならば、貯蓄⇒投資の流れを自動化すると資産の伸びは大きくなる
仮に住宅ローンや奨学金の返済がある方は貯蓄からそちらに回す方がいいと考えますが、貯蓄した分を投資に回せるようになるとお金を動かしながら増やすということができるようになります。
無論人によってはリスク許容度が違うでしょうから、全て投資に回さずある程度の比率を回すだけでもいいかと。5年ぐらいたつと違いが出てくると思います。
個人的に4分の1天引き貯金→投資の仕組みを作って順調に資産が伸びてある程度の大きさまでなってきました。おかげで以前は給料日の金額を気にしていましたが、今は手取りから一定額貯金に回した後の金額見ると総資産の1%もない金額になってきています。残業何時間したかとかで給与額が変動しますが、そこまで給与額や給料日的なものを意識しなくなってきました。ただ、これからも貯蓄を継続して貪欲にお金を増やして仕事と早くおさらばしたいです。
具体的な事例は以下の2冊が参考になります。
では、どうやって貯蓄する金額を生みだすかということですが、貯蓄をする上で実際にやることに関しては以下の2冊が参考になると思います。
関連記事:30前半独身が「29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた」を読んでみた
関連記事:男の本格節約術を読んで、自分と合致するノウハウがどれくらいあるか確認してみた 特に男の節約術は具体例が多岐に渡ってるのでこれは無理という項目もあります。全部をやるわけではなく、できそうなことから真似してやっていくと、お金のたまる体質に近づくかと。無理しない範囲でやってみて損はないと思います。



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