バンガード米国増配株式ETF(VIG)とバンガード米国高配当株式ETF(VYM)の配当推移を調べてみた
昨日は海外ETFや米国株式の配当推移を確認できるサイトを紹介しました。
関連記事:海外ETFや米国株式の配当推移を確認できるサイトを見つけたので紹介するよ
これを使ってぼちぼち記事を書いていこうと思います。さて、そもそもこのサイトを発見するに至った過程は以下が原因でした。
iシェアーズ好配当株式ETF(DVY)とiシェアーズ・コアS&P500 ETF(IVV)の分配金推移を調べてみると・・
ということでバンガードのETFの配当推移について今回は見ていきたいと思います。確認するのはバンガード米国増配株式ETF(VIG)とバンガード米国高配当株式ETF(VYM)。バンガードのVYMとかも調べようとしたんですが、何故か公式HPのVYMのページでは2年以上前のデータが見当たらず、見つけれたのはこれぐらいでした。もう少し探してみてデータがあれば記事にしてみようかなと考えています。
バンガード米国増配株式ETF(VIG)は私のNISA枠の核になっているETFですし、バンガード米国高配当株式ETF(VYM)もiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)ほどではないものの一定比率所有していますので、現状について確認してみました。
バンガード米国増配株式ETF(VIG)とバンガード米国高配当株式ETF(VYM)設定来の値動き vs iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)

2つのETFが設定されて以来の約10年半の期間でiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)と先週調べたiシェアーズ好配当株式ETF(DVY)と比較してみました。
リーマンショックを挟んだ10年以上の期間になるわけですが、増配VIGの青、高配当VYMの赤、S&P500のピンクの線は約10年だとほぼ同じという結果に。特に高配当のVYMって値動きが似かよっているように見えますね。
では、実際の配当性向はどうなっているのでしょうか?
バンガード米国増配株式ETF(VIG)とバンガード米国高配当株式ETF(VYM)の分配金推移

4つのETFが比較できる2006年12月からの推移をグラフにしてみました。バンガードのVYMとVIGは分配が3月9月は少なく、6月12月が多い傾向があるのでグラフがガタガタしていますが、VIGとVYMは着実に増えて数倍になっていることがわかります。
iシェアーズ好配当株式ETF(DVY)と比較してもパフォーマンスも含めて問題ないですし、S&P500ではなく高配当や増配ETFに投資するのも悪くないと思います。個人的にはリーマンショック時の耐性があったパフォーマンスも含めて評価しており、VIGをNISA枠の核の1つとしています。
ETFは設定されて10年経過という感じですが、構成している企業は数十年連続して増配している企業もありますからね。近いうちに配当王や配当貴族銘柄についても配当傾向を調べてみようと思います。


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