エネルギーセクター関連企業の株価と配当を確認してみた
土曜日にエネルギーセクターETFについて調べましたが、日本ではガソリン価格が1年前と比較して上昇しているのですけど、原油価格は下落していて、つられてエネルギーセクターETFも下落している状況でした。
レギュラーガソリン価格が上昇している気がするので、エネルギーセクターETF(VDE、IXC)の現状を確認してみた
米国エネルギーセクターもグローバルエネルギーセクターも下落している状況ですので、どっちのETFの組入れ上位のエクソン・モービルとかシェブロンも下がってそうな気がしますが、来週調べてみようと思います。
上記のように書きましたので、今回は米国エネルギーセクターの主要企業について見ていきたいと思います。
米国エネルギーセクターの主要企業をどうチョイスしようかと考えましたら、以前の記事で5社選んでいたので、今回は以下の5社の株価や配当推移を見ていきたいと思います。
関連記事:米原油在庫が1999年以降で最大の減少。エネルギーセクター関連企業の株価を確認してみた
エクソン・モービル(XOM)
シェブロン(CVX)
シュルンベルジェ(SLB)
オクシデンタル・ペトロリウム(OXY)
コノコフィリップス(COP)
米国エネルギーセクター企業5社の近1年の値動き

まず、直近1年の値動きをS&P500やバンガード米国エネルギーセクターETF(VDE)と比較してみました。
エクソン・モービル(XOM)やオクシデンタル・ペトロリウム(OXY)は冴えないですね。また、昨年の12月からの落ち込みという意味では、シュルンベルジェ(SLB)も大きいですね。
1社もS&P500を上回っていない状況ですが長期で見るとどうなるでのしょうか?
米国エネルギーセクター企業5社の過去12年の値動き

バンガード米国エネルギーセクターETF(VDE)設定以来の直近役12年で見てみましたが、2014年まではエネルギーセクターの主要企業はS&P500を大きく上回っていましたが、現状S&P500を上回っているのはシェブロン(CVX)とオクシデンタル・ペトロリウム(OXY)のみ。
意外とエクソン・モービル(XOM)は冴えないですね。
エネルギーセクターの企業が余りにも割高になっていたのが元に戻ったというべきなのか、下落した分これから上昇ていくのか?シェールオイルやイランイラク当たりの原油が出回るようになるのと密接に絡んで先を予測するのは難しいそうなので、高配当株ETFあたりでこれらの企業に投資するのがベターかなと考えます。
最後に気になったので各社の配当推移も調べてみました。
米国エネルギーセクター企業5社の配当推移





参照先のサイトが、普段配当が支払われる月以外で特別配当あった場合もグラフにプロットしているようなので、所々上下に出ている部分がありますが、基本的には増配傾向である企業が多いですね。
ただ、この結果を見ると、iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)が順調に増配しているエクソン・モービル(XOM)とシェブロン(CVX)に投資しているのがなんとなくわかる気がしました。
配当面に関してはコノコフィリップス(COP)以外は目だって減配はしていないようです。コノコフィリップスは石油上流部門を手掛けていますので、原油価格の影響が大きかったんでしょうね。


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