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関東在住福岡人のまったり投資日記

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米国株

約2年前に101社の中から15社ピックアップした米国株はS&P500を上回っているのか検証してみた後編

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ランダム・ウォーク理論では、アクティブ運用を標榜した投資信託の運用成績が標準的な市場指数に勝つことが非常に困難であることのたとえとして、「目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる」という猿のダーツ投げが取り上げられます。

これと似たようなことをやってみようということで、一昨年の3月に読んだジム・クレイマーの“ローリスク"株式必勝講座の中で書かれていた米国の推奨銘柄100社(※101だったが発売された時に1社買収されていた)について個人的にいいなと思った15社をピックアップしていました。

昨年の今頃1年経過後どうなっているか確認していましたが、S&P500を下回るパフォーマンスだった企業も多かった印象でした。

関連記事

ジム・クレイマーのローリスク株式必勝講座を読んで
約1年前にピックアップした米国株はS&P500を上回っているのか検証してみたその1
約1年前にピックアップした米国株はS&P500を上回っているのか検証してみたその2

でも、年が変わって流れも変わっているんじゃないか?ということで今年も性懲りなく確認してみようと思います。

前回はグラフが1つの図にならないため、まず8社ほど調べてみました。今回は残りの7社について確認してみようと思います。

前回の記事:約2年前に101社の中から15社ピックアップした米国株はS&P500を上回っているのか検証してみた前編

今回はまずピックアップした15社のうちの残りの企業7社について見ていきます。
ピックアップしたのは以下の7社です。

  • デュポン(DD)
  • バクスター・インターナショナル(BAX)
  • ペプシコ(PEP)
  • ベライゾン(VZ)
  • コルゲート(CL)
  • リンクトイン(LNKD)
  • ロッキード・マーチン(LMT)

この7社のパフォーマンスはS&P500と比較してどうなのか確認してみました。

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リンクトイン(LNKD)、マクロソフトに買収される


7社の値動きを確認する前に実は7社中1社上場廃止になりました。

リンクトイン(LNKD)がマクロソフトに買収されまして、昨年12月に上場廃止となりました。上場廃止になると日本のヤフーファイナンスでは以下のような表示になります。

LNKD-20170517.png

もうちょいわかりやすい表示をしてほしいものですが。

チョイスした6社 vs S&P500 近1年

DD-BAX-PEP-VZ-CL-LMT-1y-20170517.png

ということで気を取り直して残りの6社とS&P500を比較します。まずは直近1年。

デュポン(DD)とバクスター・インターナショナル(BAX)はS&P500に勝っていますが、それ以外は負けていますね。好調そうなロッキード・マーチン(LMT)も過去1年で見るとS&P500に負けているのは意外でした。高配当株で有名なベライゾン(VZ)のみ過去1年でマイナスとなりました。

では、これを近5年で見るとどうなるのでしょうか?

チョイスした6社 vs S&P500 近5年

DD-BAX-PEP-VZ-CL-LMT-5y-20170517.png

ロッキード・マーチン(LMT)が頭抜けていますが、バクスター・インターナショナル(BAX)以外の4社はS&P500を下回っています。ロッキード・マーチンの強さだけが目立つ結果となりました。

まとめ


検証は2回目となりましたが、買収によって1社上場廃止になるというオチがつきました。直近1年と直近5年で見てみましたが、大きく上がっている企業はあるものの、問題起こした企業も拾っていて併せると微妙という感じですね。

こうしてみると10社とか15社に絞って米国株に投資をするというのも中々難しいということがわかります。

2年連続なにかしら株価に問題が起きた企業を拾っています。残りの14社の中に来年までに何か起こる企業がふくまれているかもしれません・・

約3年前に101社の中から独自に15社ピックアップした米国株はS&P500を上回るのか? - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ランダム・ウォーク理論では、「目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる」という猿のダーツ投げを、アクティブ運用が標準的な指数に勝てないたとえとしてあげられます。じゃあそれが本当にうまくいくか実験してみようかなと。...

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