2017年上半期アメリカにおけるETF流出入ランキングトップ10
上半期が終わったわけですが、JCOM加入後、次第に地上波のテレビ番組をスポーツ系以外の見る頻度が少なくなり、地上波のニュースもNHK以外みなくなりました。
そんな感じですので上半期のランキング的なものも全く触れないまま下半期に突入。全く気にならないのでこういうのが歳をとったということなんでしょうね。
昨日から福岡に出張しているわけなんですが、豪雨の被害があるためNHKは昨日もL字で被害状況や気象状況を出しているわけです。でも、他の局は避難勧告解除の速報は見ましたけど、それ以外は普通に番組流している。確かに受信料を払っているとはいえ、地元民放は何が求められているのかすらわからない状況見ますと、このままテレビ離れ(特に民放)が進むんじゃないかと思うものです。
さて、上半期のCDの売上やら映画の興行収入は気になりませんが、投資に関わることとなると自分の資産運用に関わってくるので重要なのでちゃんと調べております。
私の資産運用において海外ETFがコアの一つとなっておりますので、今回はアメリカにおける2017年上半期のETFの流出入ランキングを昨年同様見ていきたいと思います。
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2017年上半期ETF資金流入トップ10

まずは資金が流入しているETFから見ていきましょう。流入トップはiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)。2016年はSPDRのS&P500 ETF(SPY)に負けていたのですが、上半期はIVVがトップで、SPYは流入から消えました。
iシェアーズのワンツースリーになっていますが、トップ10までを見ると以下のようにカテゴリ分けできます。
S&P500:IVV、VOO
米国外先進国:IEFA、EFA、VEA
新興国:IEMG、VWO
米国社債:LQD、VCIT
コストの安いiシェアーズのCoreシリーズが上位に顔を出している中、なぜか米国外先進国のコストが高いiシェアーズ MSCI EAFE ETF(EFA)がランクインしているのは謎ですね。
唯一重複していなかったのがiシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(AGG)。こちらは同じカテゴリのバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)よりも資金が流入しているということでしょうね。
全般的に同じカテゴリの資産のETFはiシェアーズ>バンガードという感じのランキングになっていますね。
では、資金の流出はどうなっているのでしょうか?
2017年上半期ETF資金流出トップ10

なんとトップはSPDRのSPY。iシェアーズのIVVとバンガードのVOOの方がコストが安く資金がそちらへ流入しているのが顕著になっています。
他ではラッセル指数系のETFが2つランクインしているのと、ハイイールド債ETFの2強、iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF(HYG)とSPDR ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券 ETF(JNK)が目につきました。
地域限定の視点だと唯一メキシコ株ETFが目につきますね。トランプの政策の被害者になっちゃいましたね。
ちなみに2016年7月からの1年でETF資金流出入トップ10を見てみると・・

参考までに昨年7月からで流出入を見てみると、SPDR S&P500 ETF(SPY)は流入2位なんです。これを見るとiシェアーズとバンガードはこの間にETFのコストダウンを行いましたので、その影響を受けた上半期だったといえるでしょう。
ある意味0.01%台のコスト差でも露骨に影響が出るのですねぇ。だから、資金の流入のランキングがiシェアーズとバンガードのETFだけになってのでしょうけど。その影響でiシェアーズとバンガードがお互いにコストダウン競争になるんでしょうね(ランキングには出てきませんがシュワブもやっているようですけど。)
日本の東証上場ETFもこんな感じで発展していってくれるとよいのですが・・中々難しいでしょうね。



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