海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年6月度編
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
前回の結果は以下の通りです。
先月の記事:海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年5月度編
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
- TLT(長期債) SELL
LQD(投資適格社債) BUY
BND(米国債券) SELL
JNK(ジャンク債) BUY
- IFGL(米国除くREIT) BUY
IYR(米国REIT) SELL→BUY
- KXI(世界生活必需品) BUY
IXC(世界エネルギー) SELL
IXJ(世界ヘルスケア) BUY
- HDV(高配当) BUY
VYM(高配当) BUY
VIG(連続増配) BUY
- VT(全世界株式) BUY
VSS(米国除く小型株) BUY
VB(米国小型株) BUY
- BLV(米国長期債券) SELL
VCLT(米国長期社債) BUY
EDV(超長期米国債) SELL
VDC(米国生活必需品セクター) BUY
VHT(米国ヘルスケア・セクター) BUY
VBR(米国スモールキャップ・バリュー) BUY
VBK(米国スモールキャップ・グロース) BUY
VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) BUY
VGK(ヨーロッパ) BUY
VWO(エマージング・マーケッツ) BUY
引き続き株式ETFが好調の状況ですのでBUYシグナルのETFが多い状況です。ハイテク株が先月は下落したので、そろそろ調整に入るのではないか?という意見も結構見られるようになってきましたが、ダウも横ばいという状況が続いている印象です。
雇用統計がよかったせいか円安が進んでいます。最近の米国の利上げ時は円高になることが多かったので意外な展開という感じです。
そんな中、今月は1つのETFに変化がありました。iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)です。これでiシェアーズ先進国(除く米国)不動産ETF(IFGL)含めて米国内外のREITもBUYに変わったということになります。
昨日はアメリカのETFの流出入ランキングを見ていきましたが、流出の方では金やらハイイールド債がランクインしていましたが、REITに関しては流出入ともにはいってませんでしたね。
ある意味これくらい空気の資産の方が1年先で振り返ってみるとパフォーマンスがいいかもしれませんね。
REITに関しては自分はどれくらい組入れればいいかわからないというのが正直な印象で、eMAXISとかFunds-iのバランス型ファンドで投資している程度で運用しています。
分散で逆に動く効果が明にあれば比率を上げてもいいかと思いますが、リーマンショック時は株価と一緒に下がってますからね。過去の他の調整時にどうだったかも含めて調べて数年スパンで考えたいと思います。


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