たわらノーロードシリーズにも8資産均等型バランスファンドが登場
たわらノーロードシリーズというと、たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略、たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略、たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略といった低ボラティリティ高配当戦略ファンドもあるのが特徴です。
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そんなたわらノーロードシリーズですが久々に動いてきました。
リリース記事:低コストファンドシリーズのバランス型ファンド設定
あらたに設定されたのは「たわらノーロードバランス(8資産均等型)」で、設定日は2017年7月28日。国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITの8資産に均等に投資をします。
信託報酬は0.2376%。eMAXIS Slimバランス8資産均等型と同じで、iFree8資産バランスとも差も小さく、3番手として8資産均等型バランスファンドに進出してきました。
今回の8資産均等型バランスファンドについては以下の印象ですね。
8資産バランス型ファンドの需要は想像以上にでかい?
一昨日、今度設定されるeMAXIS Slim 新興国株式インデックスについて書きましたが、その中で設定から3カ月経過していないeMAXIS Slim バランス(8資産均等型) が20億を突破していて需要があることが明になっていました。
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では、対象指数が異なるとはいえ、信託報酬が左程変わらないiFree8資産バランスの状況を見てみますと、現在の純資産が約37億。iFreeシリーズの他のファンドと比較しますと、iFree NYダウ・インデックスが20億程度ですから、こちらも需要があることを垣間見られます。
年始の時点で純資産は10億ぐらいだったわけですから、半年で25億流入していますし、eMAXIS Slimの8資産均等型バランスファンドが登場して2カ月でも8億程純資産は増えているのでeMAXIS Slimシリーズの影響は現時点では表れていないといえそうです。
eMAXIS SlimシリーズやiFreeシリーズで8資産均等型バランスファンドの純資産が頭抜けているのを見ますと、純資産110億超えているたわらノーロード先進国株式以外の柱を作りたいと思ったたわらがこのファンドを作るのも納得です。
セクター別や高配当インデックスファンドの需要もあるのでは?
8資産均等型バランスファンドにしても、eMAXIS Slibの新興国株式インデックスファンドにしても低コストなファンドの需要があるこそ設定されたファンドだと思うんですよね。
そういう意味でブログ等を回っていてもジェレミー・シーゲルの考えに賛同した高配当系のインデックスファンドって需要があると思うんですよね。
また、シーゲル派ご用達の生活必需品セクター、ヘルスケアセクターだけでなく、GoogleやAppleに投資したいという感じに情報技術セクターの需要もありそうで、セクター別のインデックスファンドって結構需要あると思うんですよね。
そういう意味で低ボラティリティ高配当などのインデックスファンドがあるたわらノーロードシリーズこそ、今までにないジャンルにも踏み込んでいってもらいたいですね。


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