円安進行で大きくプラスに。確定拠出年金運用状況2017年9編
確定拠出年金が開始されて数年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。
まだ運用を始めて数年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。先月の結果は以下の通りです。
先月の記事:久々にパフォーマンスが悪化。確定拠出年金運用状況2017年8月編
確定拠出年金は以下の構成比率でひとまず運用をしております。
国内債券 40%
国内株式 10%
外国債券 10%
外国株式 40%
債券対株式が50:50、円建対外貨建が50:50となってます。 今月の成績はどうなっているのでしょうか?
確定拠出年金成績
国内債券 1.3%→1.2%国内株式 10.9%→15.9%
外国債券 -0.8%→2.4%
外国株式 10.5%→16.8%
運用利回りtotal 3.79%→5.73%
直近1年 9.37%→14.08%
北朝鮮情勢は1カ月で緊迫度合いが高まっているように見えるのですが、この間に110円切ってたドル円の為替が円安になりました。
この結果、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券のポートフォリオ内の4資産全てプラスとなりました。外国債券は為替の影響が大きいんだなと実感しましたね。
海外株式が43%、国内債券が37%とやや目標からかい離してきました。ただ、いずれは株式が下落したり、円高になる局面が来ると予想しますので、10%以上かい離しない限りは放置しておこうと今のところ考えています。
アメリカの金融政策の変更から、いずれ来る大きな調整に向けて備える段階に来てる?
アメリカのFRBが資産規模を来月から段階的に縮小する方向に動きました。満期を迎えた資産から手放していくことになるので、これまでとは逆に、マーケットからマネーを吸い上げる形になります。
従って、いずれ起こるであろう、金融緩和政策から金融引締め政策の変更の過程で資産市場が急落する事態になった場合は、再び金融緩和の流れとなるでしょう。
いつこの上昇相場における大きな調整が起こるかはわかりませんが、リーマンショックから10年経過したわけです。そろそろ調整が起こるということを頭の片隅において投資していきたいですね。
リーマンショック時は、長期債や金などが逆相関に動きましたので、次に起こる場合は上手くいくとは限りません。
しかし、調整に備えてこれらの資産に一定比率投資しておくことで下落幅を下げれる可能性がありますので、リスク許容度が低い人にとって備える時期にきてるのではないでしょうか?


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