海外ETFや米国株の配当推移を確認できる新たなサイトを見つけたので、リーマンショック前後のETFの動向を調べてみた
9月の分配金がちらほら入金されてきたわけでなんですが、ちょうど10月になったので総資産のチェックを行っています。
関連記事 >> 今月分で前年の分配金総額を超えそう。2017年9月度分配金報告
持っている海外ETFのうち比率の高いVTとかHDV分がまだ入金されていないはずなのですが、分けて集計している海外ETFの分配金のドル資産が先月比で相当増えています。108円→113円ぐらいで振れましたのでその影響だけなんですかねぇ・・
さて、こうも分配金が増えてきたのと同時に気になったのは、またリーマンショックのような金融危機が起こったときに海外ETFの分配金とかも減ると思うのですがどれくらい減るのかな?と思ったんですね。
で、2007年~2009年あたりの分配金推移を見れるサイトはないかということで、以前紹介したサイトで調べたのですが・・
関連記事 >> 海外ETFや米国株式の配当推移を確認できるサイトを見つけたので紹介するよ
なんか紹介した時よりも情報が見れなくなっていて何か制限がありそうです。バンガードも直近の8回分しか見れませんし、iシェアーズもHPが更新されて見にくくなりましたし。
ということで、これは新たなサイトを探さなきゃいけないなということで、ちょこちょこと調べておりましたら2つほど見つけました。
6回以上見ると6時間以上アクセス不可のサイトもありましたが・・
まず、見つけたのはDividend Channel。
VTIのページ
米国株の情報も見れるのですが、VTIで見ても配当出している2009年6月の数値データが欠損していますし、6回以上調べると6時間見れなくなりました・・
6回以上見るとダメはわかるとしても数値が一部載ってないはちょっとなぁということで他を探しました。
複数見て回りましたが、Seeking Alphaがベターかなという結論になりました。
たとえばコカコーラ(ティッカー:KO)例だと以下のページになります。
コカコーラのページ
1990年からの情報も載ってますし、Split Historyと分割の情報も載っていますし。
ただ、見れなくなる可能性がありそうなので、自分なりに気になるETFなり米国株の推移はExcelあたりで記録しておいたほうがいいのかもしれません。
主要海外ETFの2007~2009年の分配金の推移を見てみると・・

設定から10年経ってる、主要な米国株ETFと債券やREIT、欧州株、新興国株について年間の分配金をまとめたのが上の表です。2017年の個所は1年分(2017年10月~)の値で比較用で、BNDに関しては2007年の値は2007年5月からです。
見てみると、2007年~2009年の間を見ると2007年→2009年にかけてやはり下がってます。ですので、今後調整があった時も分配金は減るということなんでしょうけど、半減とまではいってないです。
ただ、新興国株式ETF(VWO)や欧州株ETF(VGK)は、10年前水準を超えていない状況ですから、分配金が倍近くになっているETFはがくっと下がることもありうると考えておいたほうがいいかもしれません。
それにしても債券ETFは金利政策の影響が大きいとはいえ、ここまで分配金が下がっています。仮にアメリカの景気がこのまま好調だったら、リーマンショック時の金利ぐらいまで上がった場合に価格も含めてどうなるのか?気になるところです。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- BNDの代わりになるか?バンガード・米国短期債券ETF(BSV)について調べてみた
- NYダウが最高値を更新する中、バンガードのグロース株ETF(VUG)の現状を確認してみた
- 海外ETFや米国株の配当推移を確認できる新たなサイトを見つけたので、リーマンショック前後のETFの動向を調べてみた
- バンガードのVTIと組み合わせるにはどのETFが最適か?米国債券ETF編
- 素材セクターが気になったので、バンガード米国素材セクターETF(VAW)について調べてみた