ひふみ投信の上位構成銘柄から消えた銘柄がどうなったか見てみた(2017年編)
ひふみプラスに投資をしているので、ひふみ投信の上位構成銘柄が1年でどうなったかについて先週記事にしました。
関連記事 >> ひふみ投信の上位構成銘柄が1年でどうなったか見てみた(2017年編)
前年と比較して上位10社に残っているのは4社でしたので、比率が下がったり売却されたりした企業が6社あります。
やはり前年と比較すると、上位から消えた7社の株価ってどうなんだろ?と気になるものです。
昨年の記事 >> ひふみ投信の上位構成銘柄から消えた銘柄がどうなったか見てみた(2016年編)
ということで、先週予告したように昨年比で上位から消えた以下の企業のパフォーマンスについて見てみようと思います。
ソニー(6758)
SCREENホールディングス(7735)
堀場製作所(6856)
井関農機(6310)
セプテーニ・ホールディングス(4293)
アルバック(6728)
これらの株式の直近1年の値動きを調べてみました。
ソニー、SCREENホールディングス、堀場製作所 vs TOPIX 直近の値動き
過去1年

まず、ソニー、SCREENホールディングス、堀場製作所について過去1年で見てみました。
直近の数カ月ぐらいで、TOPIXが上昇しているのに対して3社ともやや下落しています。
SCREENホールディングスは半導体製造装置の大手ですので、今むしろホットな気もしますけど。ソニーに関しては来期業績の足踏み想定で下がっているようです。
ちなみに堀場製作所は上期過去最高の営業利益更新のようですが下がってますね。
では、この3社を期間延ばして過去2年のパフォーマンスを見てみますと・・
過去2年

TOPIXに3社とも勝ってますね。今持ち続けていても悪くない感じがします。
井関農機、セプテーニ・ホールディングス、アルバック vs TOPIX 直近の値動き
過去1年

続いて井関農機、セプテーニ・ホールディングス、アルバック の3社。
アルバックがTOPIXを大きく上回っているのがわかりますね。業績を調べてみても好調なようで、上昇し続けています。真空技術を中核に半導体、FPD、有機EL製造装置などを展開という企業ですから、やっぱり半導体関連はホットな印象を受けますね。
過去2年

次に過去2年で見てみましたが、アルバックが好調なのに対して、セプテーニ・ホールディングスは過去2年でも不調です。ネット広告代理、販促支援やコンテンツ配信展開する子会社群が傘下のようですので、競争が激化しているんでしょうね。
学生が一度も来社せずにオンライン上だけで選考が完結する仕組みを構築したりとかいろいろとしているようですが。
調べてみたら、インドネシア事業改善という話も出てきた井関農機に関しては、新しいニッポンの業界地図 みんなが知らない超優良企業 に載っていましたけど、農業関連で海外展開が進んでいるというのは結構強みになるんじゃないかと考えます。
まとめ
上位10社だけを見るだけでも、こういう企業がいいんだとか色々と好調な業種を知れたり、勉強になる面もあります。
さらに、前年と比較すると、好調な業種の変遷や世の中のトレンドの変化も追うことができるのは有意義かと。引き続き、こういう形で調べたことを記事にまとめて知識の向上を計っていきたいですね。
ひふみ投信の上位構成銘柄から消えた銘柄がどうなったか見てみた(2018年編) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
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