国内外の株高の恩恵はいかほどか?確定拠出年金運用状況2017年10月編
確定拠出年金が開始されて数年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。
まだ運用を始めて数年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。先月の結果は以下の通りです。
先月の記事:円安進行で大きくプラスに。確定拠出年金運用状況2017年9編
確定拠出年金は以下の構成比率でひとまず運用をしております。
国内債券 40%
国内株式 10%
外国債券 10%
外国株式 40%
債券対株式が50:50、円建対外貨建が50:50となってます。 今月の成績はどうなっているのでしょうか?
確定拠出年金成績
国内債券 1.2%→0.9%
国内株式 15.9%→22.3%
外国債券 2.4%→2.3%
外国株式 16.8%→19.1%
運用利回りtotal 5.73%→6.41%
直近1年 14.08%→14.57%
国内外で株高が続いているため国内株式と外国株式が大きくパフォーマンスを上げてきました。
日経平均が2か月前の9月上旬は19000円台だったので、22000円突破となるとかなり上がった印象ですね。といいつつもニューヨークダウも21500ドルぐらいだったのが23500ドルぐらいになってるので、いかにこの2カ月株式が好調だったかを表していると思います。
通算の運用利回りが6%超えてきているわけですが、債券に分散してこの結果はちょっと出来過ぎかなと考えます。
いずれ調整が来たら今想定から3%ぐらい膨らんでいる外国株式の比率が下がってくるでしょうから、ひとまずは様子見で行こうと思います。
なにが大きな調整のトリガーとなるか?
株式だけでなくビットコインとかの価格も上がり続けていて不気味さを感じるわけですが、次に大きな調整が起こったとして何がトリガーとなるか?
アメリカの金利は段階的に引き上げられている状況ですので、これが1番有力かと考えているのですが、リーマンショックが起こったころと比較してもまだ低い状況です。
FRBの議長が変わるかもという話は何か起きそうな予感をいだかせる話題ですが、直近の議長交代の流れを見るとイエレン続投の可能性も結構あると思うのでどうなりますかね。まぁ、この件が直接トリガーにはならないでしょう。
なにが起こるか分からず疑心暗鬼なので、バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)なんかも81ドル台から下がらないんでしょうね。
ともあれ警戒心を持ちつつ、弾を撃ち続ける方針で臨む以外はないかなというのが現時点での運用方針です。


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