アメリカを除いた先進国株式と先進国債券の組み合わせを調べてみた
世界的な株高になっている状況ですが、自分のポートフォリオは海外ETFで追加している分、米国株ETFと米国債券ETFの比率が高めになっています。
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アメリカの今後に関しては特に心配していないからこその海外ETFポートフォリオの形ではありますが、一方でアメリカを除いた先進国株式と先進国債券はインデックスファンドで投資をしているためどんな状況なのかと気になるものです。
無論、アメリカ以外の先進国となると、日本や欧州主要国に関しては高齢化の問題がありますし、特に欧州の主要国は移民問題にテロリスクを抱えています。
将来的なものに不安があるわけですが、パフォーマンスはどうなのか?
以下の2つのETFを組み合わせたパフォーマンスを調べてみました。
- バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(ティッカー:VEA)
- iシェアーズ 世界国債(除く米国)ETF(ティッカー:IGOV)
一応バンガードにもBNDXというバンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)があるのですが、設定から5年経過していませんので、IGOVの方をチョイスしました。
VEA:IGOV=50:50 直近1年パフォーマンス
VEAとIGOVをそれぞれ50%、50%で勝った場合のパフォーマンスがどうなのか?S&P500と比較してみました。まずは直近1年のパフォーマンス。

緑のポートフォリオはリターン12.7%、ボラティリティ6.4%に対し、S&P500はリターン23.3%、ボラティリティ7.3%。
米国外で株式と債券を組み合わせても悪くはないという結果になりました。
では、米国債券と米国株式50%、50%の組み合わせはどうかというと・・

緑のポートフォリオはリターン12.3%、ボラティリティ3.9%。リターンは同じなのですが、ボラティリティは低くこちらの方を選びたくなります。
では、期間を長くするとどうなるのか?IGOVの設定が2009年ですので、7年間のパフォーマンスを同条件で見てみました。
VEA:IGOV=50:50 直近7年パフォーマンス

米国除く先進国の緑のポートフォリオはリターン28.0%、ボラティリティ11.1%に対し、S&P500はリターン151.2%、ボラティリティ14.2%。
7年前ですのでギリシャの問題が炎上している時期とはいえ、分散してもここまでS&P500と差が広がるというのは一つの事例として頭の片隅でもいいので置いておいた方がいいと考えます。
日本の比率が結構高く、日本株がこの7年で大きく上がっているのにこの様子ですから、欧州の不調の影響の大きさがよくわかります。

同じ期間をVTIとBNDの組み合わせのパフォーマンスを見てみますと、リターン86.4%、ボラティリティ7.8%。リターン以外もボラティリティが低くてこちらをチョイスしたくなります。
IGOVの分配金に気になる点が
リターンやボラティリティが過去7年でよくないのもきになりますが、IGOVは債券ETFですので、TLTとかAGGとかBNDのように毎月分配金を出すわけです。
9月と10月の分配金を見てみますと・・

0なんですね。ちなみに2015年11月から2016年3月にも同様のことが。
JAPAN (GOVERNMENT OF) の比率が20%程度ですので、日本のマイナス金利の影響もあるんでしょうけど、やや引っかかる点です。
現状米国債ETFと変動10+財形貯蓄で先進国債券分を結構持っていることから、マイナス金利が続く状況では、先進国債券はこの2つでもいいかなと考えています。
とはいえ、欧州の優良企業は気になる対象ですので、VEAに関してはウォッチしていこうと考えています。
追記:2010年から2019年4月までのパフォーマンス
2010年から2019年4月までのパフォーマンスを見ると、米国外先進国の株式と債券のポートフォリオはS&P500に大きく負けています。年次では全敗。




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