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関東在住福岡人のまったり投資日記

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レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた

golden-portfolio-20171119.jpg

先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、その中で特に気になっていたのが、レイ・ダリオが紹介していたオール・シーズンズ戦略の「黄金ポートフォリオ」についてです。

関連記事 >> 貯蓄→投資から黄金ポートフォリオの作り方まで学べる、世界のエリート投資家は何を考えているのか

著者のアンソニー・ロビンズがレイ・ダリオにインタビューした際に、レバレッジ無しで、個人でも持てる資産配分を教えてくれという要望を基に、アメリカ人向けに作ったポートフォリオです。

基本的に以下の考えで作られています。


  • 経済は「想定インフレ率より高い/低い」「想定成長率より高い/低い」の4つの季節として捉えることができる。
  • それぞれの季節で理想的なポートフォリオがあり、理想的なそれぞれのポートフォリオを同量のリスクで組み合わせると、どんな局面になっても負けないポートフォリオを作る事が出来るのではないか?

そんなポートフォリオの資産構成なんですが、

    米国株式(S&P500か他のインデックスファンド) 30%
    米国中期債(7~10年満期) 15%
    米国長期債(20~25年満期) 40%
    金 7.5%
    商品取引 7.5%

商品取引は何かというとこの本では金、銀、綿、石油あたりをあげてました。となると一般投資家が投資するならコモディティですかね。

リスクの点では株式は債券の3倍のリスクがあるという考えですので、債券の比率が高くなっています。

このポートフォリオと同じように日本で投資するとすれば海外ETFを使えば可能なんじゃないかということで、海外ETFを使ってポートフォリオを作成し、実際のパフォーマンスを検証してみました。

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iシェアーズのETFを使ったポートフォリオ


検証するには期間が長い方がよいと考えまして、iシェアーズのETFを使ってまずは検証してみます。

    米国株式:iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(ティッカー:IVV)
    米国中期債:iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(ティッカー:IEF)
    米国長期債:iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(ティッカー:TLT)
    金:SPDR ゴールド・シェア(ティッカー:GLD)
    商品取引:iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト(ティッカー:GSG)

商品取引の部分はコモディティにしました。比率はIVV:IEF:TLT:GLD:GSG=30:15:40:7.5:7.5です。

検証できるだけの期間過去10年で、S&P500とパフォーマンスを比較してみました。

IVV-IEF-TLT-GLD-GSG-11y-20171119.png

コモディティのETF設定以来の2006年6月からのパフォーマンス比較ですが、水色のS&P500がリターン162.4%、ボラティリティ19.7%に対し、ポートフォリオはリターン110.4%、ボラティリティ7.5%

緑と水色を比較してもリーマンショック時にポートフォリオが本領を発揮して下落耐性の強さを示しています。

IVV-IEF-TLT-GLD-GSG-portfolio-11y-20171119.png

年度別のパフォーマンスを見てみますとS&P500が大きく上昇した時についていけないものの、S&P500が下落した時や冴えない時は強さを発揮しています。

個別にみるとコモディティが7.5%の組み入れとはいえ余りパフォーマンスが良くない状況。商品取引と大雑把な部分ですのでうまく選択すればパフォーマンスは改善するんじゃないか?という印象を持ちました。

バンガードのETFを使ったポートフォリオ


実験的にIVVをバンガードのVTIに変えて小型株効果はあるか、TLTをバンガードの長期債ETF(BLV)、IEFをバンガードの中期債(BIV)に変えてどうなるか見てみました。

VTI-BIV-BLV-GLD-GSG-10y-20171119.png

過去10年で水色のS&P500がリターン121.8%、ボラティリティ20.2%に対し、ポートフォリオはリターン94.2%、ボラティリティ7.1%。

VTI-BIV-BLV-GLD-GSG-portfolio-10y-20171119.png

年度別のパフォーマンスを見てもTLTを組み入れたポートフォリオでは2014年S&P500に勝ってましたが、BLVに変えると2014年はS&P500に負けてます。基本的にTLTは同じ米国長期債ETFのBLVより値動きが激しいのでこういうパフォーマンスになります。

嵐に負けないという考え方


商品取引部分のコモディティETFの運用開始が2006年からですので、他のファンドで置き換えるとS&P500との差は縮まる可能性があります。

この黄金ポートフォリオは1928年からの暴落局面で強さを発揮していますし、本に載っている2000年~2014年のパフォーマンスがS&P500を上回っていました。

無論株式100%と比較するパフォーマンスで劣ることもありますが、リスクを抑えて色んな状況下でも対応するという考えは共感できるものがあります。

特に長期債+中期債+金でリスクを抑えるというのは、長期債+中期債のポートフォリオ内の比率がそこそこあるだけに、考えを取り入れていこうかなと考えています。

一気にポートフォリオを変えるというよりは、じわじわと比率を増やして変えていくという感じですけど。

株価が大きく上昇している時だからこそ、攻めのオプションは残しつつ、守りを意識して行動していきたいですね。

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