投資でも未知の世界ほどワクワクするものはない。
1997年が20年前なわけですが、当時中学生でも山一証券と拓銀の破たんは今でも記憶に残っています。20年ということでダイヤモンドなんかは特集を組んでますね。
ちょうど20年経ったので、Sportsnaviで特集が組まれていました。
集中連載「ジョホールバルの真実」
当時のメンバーも監督になっている人も多く、帰国会見の写真を見ると、井原や山口といったチームのまとめ役的存在だった人も顔はあまりかわってないものの、監督やコーチの経験で今はしわとかが増えていて年月を感じさせます。また、この連載を読んで城がなぜライザップのCMに出る羽目になったのかもなんとなくわかる気がしました。
今まで数多くのサッカーの試合を見てきました。代表、Jリーグ、高校サッカー、海外サッカー。興奮したり感動したり叫んだことは数知れずです。しかし、Numberの特集号「We did it」の文字まで覚えてるのはこの試合ぐらいなものです。
なぜここまで覚えているのか?日韓W杯や南アフリカW杯、ロンドン五輪等はもちろん歓喜と悔しさがあったけですが、やっぱり未知の世界を見れるワクワク感のレベルが違ったからじゃないかと。
フロンティア精神と未知の世界
コロンブスにしろマゼランにしろ未知の世界を開拓したというフロンティア精神って大きいと思うんですよね。
未知の世界だったフランスW杯で日本は全敗だったわけですが、その後も見続けて、ブラジル圧倒的有利の下馬評の中の決勝のジダン2発や、アルゼンチン対オランダのベルカンプの決勝ゴールを見て、これがW杯なんだと実感しました。
フランスW杯後、中田がセリエAで活躍し、日韓W杯前には小野もフェイエノールトでUEFA杯優勝したりしたため、一気に海外サッカーとの距離が縮まったんですよね。もう二度と自国開催のW杯を見れないかもしれませんが、日韓W杯の時にはある程度外国リーグとかも視界が広がっていました。
ジョホールバルの歓喜って、やはりフランスW杯の前で未知の世界だったものを見れるという意味で大きな出来事だったかと。
今週末からサッカーで大きな試合が続くわけですが、壁をやぶって未知の領域へ挑むことに対しる期待って、いつの時代も大事なんじゃないかと思うわけですよ。20年経って三十路になった今だからこそ実感します。
GoogleやAmazonといったハイテク企業には未知の技術への期待もある
多分、こういう未知の世界へのワクワク感って企業にも通じるものがあると思うのです。
AIとかフィンテックとか自動運転で未知のものではあるし、悪い方向に向かう可能性も秘めてる技術ですが、それ以上にもっと人間のためになるようになるんじゃないかという期待があるかと。
さらにGoogleやAmazonはここ10年で可能にしたことって20年前から考えると信じられないくらいの進歩だと思うんですよね。大きく技術を進歩された実績を持つ企業が更にAIとかに取り組もうとしている・・となると株価が上がるのもわかるなと。
これから先伸びていこうとする大企業にはこういうワクワクさせるような技術にとりくまなきゃいけないと思いますが、日本で追い求めていける企業がどれくらいあるか、取引先とかを観察していると心配になる面もありますね。シンギュラリティに興味津々な孫正義みたいな人もいますけど。
個人的な投資は増配とか生活必需品やバフェットが投資しそうな企業に投資を中心にしたいと考えていますが、やっぱり将来的に大きく技術革新を起こしそうな企業にはインデックスファンドに含まれている分以外でも一定比率は投資したいなと。
無論、その一定比率のを意識してヘルスケアセクターに関しては現状投資を続けていますが、情報技術セクターとかQQQが投資している企業にも投資をしたいなと。
S&PとMSCI、通信・メディア・娯楽株を1つのセクターに統合へ
ただ、近いうちにS&PとMSCIがセクター再編するようなんですよね。現状1000ドル超えてる個別株への投資はちょっと気が引けるだけに、セクター統合でセクター別ETFも影響を受けるでしょうから、詳細が判明してから行動に移ろうと考えています。


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