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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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投資関連本

長期投資で重要なリスクと平均回帰性。お金は寝かせて増やしなさいを読んで

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年末年始の帰省用の本をAmazonや本屋で一気に7冊ほど購入しました。

図書館の本も年内に後4冊ほど順番が回ってきそうなのですけど、忘年会に伴う移動が多く、結構本を読む時間がありますので大量購入となりました。

大量購入した本の中で、リンク先のブログとかでも話題に上がっていたお金は寝かせて増やしなさいに関しては、初の単独の著書であることはいいのですが、前作(全面改訂 ほったらかし投資術)を読んだ時に投資をある程度経験したせいか初心者向けだなと思ったのもあって、迷いましたが最終的に購入して読みました。

本屋で、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方世界のエリート投資家は何を見て動くのか: 自分のお金を確実に守り、増やすためにの隣に置いてあったので、初心者が読んだ方がいい本ということかと。

改訂前のほったらかし投資術読んで、インデックス投資を始めた人間ですが、これから投資を始める人や、iDeCoやNISAや確定拠出年金始めたばかりの人にはもってこいの本だと思います。

全体的な文章がきれいな感じなので、漫画部分に関しては印象に残んなかったですね。本田未来という名前見ると某リーダーを思い起こさせますが、髪型とか名前見るとシンフォギアのビッキーの嫁にちょっと似てるような気がするデス。

では、ある程度の投資経験者視点で見てみると、個人的には大きく2点気付きがありました。

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長期投資をする上で重要なリスク(標準偏差)と平均回帰性


15年インデックス投資を実践してきた記録が具体的な金額で載っていますし、当然その間にリーマンショックを経ていますから、本当のどん底の時に投資をした様子が書かれています。

本の中でも出てくるキーワードですが、長期投資をする上で、リスク(標準偏差)と平均回帰性の考え方は重要だなと思いました。

結局、リーマンショックのような大きな調整局面が来た場合、標準偏差の分布から外れることもあるわけです。

ただ、短期的にランダムに発生しているように見える事象であっても、長期的には平均値に収束していく性質がありますので、調整局面でも継続的に投資をすることで資本主義経済の拡大再生産のパワーを活かせるわけです。

レイ・ダリオが「経済は機械のように動く」と規則的に動く経済を例えていましたが、平均回帰性はそれに近いものがあると考えます。

今年は特に株価が好調なまま推移していますけど、そのまた逆のパターンも標準偏差の分布からは起こりうるわけです。好調な相場の時こそ、自分自身のポートフォリオのリスクを確認したいですね。

2004年から2017年途中までの投資実践の歴史のグラフから学べること


5章の中で2004年から2017年途中までの元本とリスク資産の推移が隠されることなく書かれています。

リーマンショック時にどれくらい減っているのか、そして継続して投資をするとどれくらい報われるのかという点においてものすごく説得力があります。

この金額のマイナスを見ますと投資をする上でメンタルヘルス的な健康を最低限保てるようにしないといけないなと。

現状が好調な相場だからこそジェットコースターの下りに入ったときのために身構えておかないといけないなと。

そして、仮に投資→セミリタイアという選択肢を取るとすれば、やはり投資に対する元本を増やすしかないなというのが良くわかります。ある意味投資→セミリタイアを目指す人にとっては、このグラフの数値は一つの指標になるのではないかと思いました。

30前に3000万貯めた三菱リーマンさんの例もありますが、資本主義経済を味方につけてお金を増やすということは、資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)の式のように①収入を増やし、②支出を減らし、③投資金額を増やすというところに行きつくと考えます。

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