ドル円相場のボラティリティを意識したい。野村7資産バランス為替ヘッジ型資産状況2018年1月編
数あるインデックスファンドのバランス型ファンドの中で海外資産については為替ヘッジを行う「野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型」
資産の配分は、国内株式、先進国株式、国内REIT、先進国REITが1/6、先進国債券、新興国債券、国内債券が1/9という特殊な構成になっており、為替ヘッジをかけていることもあり、個人的に注目しております。
本シリーズはそんな野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の総資産額推移等を定点観測していくのが趣旨です。
積立投資として資産の核の1成分としたい野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の資産推移がどのようになっているか確認していきます。
野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型資産推移

運用開始時からの資産推移額をグラフにしております。運用開始時からの資産推移額をグラフにしております。基準価額は13,612円→13,678円と微増でした。
11月は4.1憶と大きく資産が流入しましが、12月は2.4億流入。やっぱり為替の変動が大きいと資産が流入する?
2017年は一時1ドル108円とかの時期もありましたけど、久々に為替が安定していた年だったかと。
こうも安定しているとじゃあどれくらい1ドルあたりの為替は変動するかというと、あれか、これか――「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門という本に書いてあったのは以下の通りでした。
関連記事 >> ファイナンス理論の入門書 あれか、これかを読んで
2016年の2月なんかは8.4%下落とかあったわけですが、1か月でこれだけずれると巻き戻しが起こるわけです。1カ月あたりのドル円相場のボラティリティが2.6%、年間で9%なわけで、2月の1カ月で8.4%の下落って統計学や標準偏差を使うと、1000カ月に1回の事象となるそうです。
2016年の為替相場はかなり変動が大きかったので、その反動が2017年だったといえるかもしれません。まぁ、為替に投棄している人たちがビットコインに向かっていた可能性も無きにしも非ずですけど。
為替が安定している時だからこそ、急に変化が起きたときに対応するためにも、1ヵ月で3%、年間で10%という数字は覚えておいて損はないかもしれません。
為替的には恵まれた5年を過ごしておりますので、円高になる可能性もあることを考えて投資をしていきたいなと年始に思います。その対策として今後もこのファンドに投資を続けたいと思います。


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