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関東在住福岡人のまったり投資日記

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2017年アメリカにおけるETF資金流出入ランキングトップ10

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昨年は国内のインデックスファンドが大きくコストダウンし、新規ファンドも多く登場しましたが、一方で大手ネット証券の海外ETFの取り扱いが増えることはなかったですね。

投資環境を整えると言う意味でもSBI、楽天、マネックスといった大手ネット証券での海外ETFの取り扱いを増やしてもらいたいと考えています。

バンガードが3年前に一気に購入できるETFを一気に増やしたのですが、そこからあまり動きはなく。ウィズダムツリーのフリーETFぐらいですかね。マネックス限定とはいえ。

この間にiシェアーズやバンガード、SPDRは新しいETFを設定しるので、できる限り大手ネット証券でもアメリカと同じ商品の扱いをなんとかしてほしいんですけどね。

さて、アメリカ市場には日本の大手ネット証券でも買えないETFが多数存在していますけど、2017年の流入あるいは流出で目立ったETFはなんだったのか?アメリカ上場のETFに投資していますので、把握しておきたいなと。

ということで、2016年から半期毎に確認しているアメリカにおけるアメリカ上場ETFの資金の流出入を調べてみました。

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2017年ETF資金流入トップ10


まず2017年資金が流入したETFのトップ10です。

USF-ETF-creations-20180106.png

S&P500関連のETFが多くなっていますが、順番はIVV(iシェアーズ)>VOO(バンガード)>SPY(SPDR)になってますね。同様に先進国株式のETFもIEFA(iシェアーズ)>VEA(バンガード)、新興国株式もIEMG(iシェアーズ)>VWO(バンガード)ですので、iシェアーズのETFの方が資金流入しています。

債券ETFもAGGとLQDとiシェアーズの方がランクインしていますのでiシェアーズが目立ってますね。

関連記事 >> 楽天証券とSBI証券の米国株式のランキングを見ると、ランキング外の企業に注目したくなる

日本の証券会社の売買人数のランキング見ると、バンガードが優勢なのと、米国外先進国が上位に来ていないことに違いがありますね。もちろん欧州の将来の展望が怪しいのもありますし、米国外先進国ETFで日本の比率が高いのもあるでしょうけど、意外と重要ないんじゃないか?という見方もできるのが最近気になってますね。

米国、新興国、米国外先進国と主要な株式がランクインしていて、昨年は世界的に株高だったということがいえるでしょう。では、そんな株式が好調な時に資金が流出していたETFは何なのか見てみますと・・

2017年ETF資金流出トップ10


USF-ETF-redemptions-20180106.png

トップは金鉱株ETFのGDX。2011年ごろをピークに下がったままの状況ですので資金が流出しているのでしょうね。2番目と3番目に、ドル安の影響かヘッジ付きの欧州や米国外先進国のETFが上位に来ています。

他で気になるのはハイ・イールド債(ジャンク債)のHYG、原油ETFのUSO、メキシコETFのEWWですね。ハイ・イールド債から資金が流出しているのは金利や景気動向の先行きを考えるとやや引っかかります。

原油ETFに関しては、昨年から原油価格は上昇しているはずなんですけど流出で入ってきているのが不思議です。メキシコETFに関しては、トランプがそこまで国境の壁の発言していない印象ですので(あくまでも日本国内の報道)、人口規模とかを考えると投資してみる価値はあるかもしれません。

では、下半期で切り取るとどうなるのか?

2017年下半期のETF資金流出入トップ10を見てみると・・


流入と流出を併せて見てみましょう。

USF-ETF-6m-20180106.png

資金流入は顔ぶれが余り替わりませんが、VTIが10番目に来ているのと、金融セクターETF(XLF)が入っているのが特徴です。

一方の流出ですが、金鉱株やヘッジ付き米国外先進国株、原油のETFが同様にランクインしているものの、目立つのはSPDRのヘルスケアセクターETF(XLV)、生活必需品セクターETF(XLP)と、ドイツ株ETF(EWG)。

ヘルスケアセクターと生活必需品セクターは下半期あまりパフォーマンスがよくなかったので、逆に重点的に投資をしている私なんかは投資するチャンスかなとも思いますが、気になるのはドイツ株ETF。

関連記事 >> 2017年米国セクター別パフォーマンスから、2018年注目するセクターは何か?

年が明けても連立交渉がまとまらずに再選挙という話もありますね。長期政権が続く国ではありますが、政権交代となると欧州に与える影響は大きいんじゃないかと考えます。

北朝鮮情勢やアメリカ、中東に目が行きがちですけど、今年は欧州もひと波乱ある可能性があるのでニュースに注目したいですね。
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