ハイイールド債以外は好調な状況。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年12月度編
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
前回の結果は以下の通りです。
先月の記事 >> 債券ETFも強気に転換。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年11月度編
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
債券のETF
- TLT(長期債) BUY
LQD(投資適格社債) BUY
BND(米国債券) SELL→BUY
JNK(ジャンク債) SELL
REITのETF
- IFGL(米国除くREIT) BUY
IYR(米国REIT) BUY
セクターETF
- KXI(世界生活必需品) BUY
IXC(世界エネルギー) BUY
IXJ(世界ヘルスケア) BUY
高配当系ETF
- HDV(高配当) BUY
VYM(高配当) BUY
VIG(連続増配) BUY
小型株とVT
- VT(全世界株式) BUY
VSS(米国除く小型株) BUY
VB(米国小型株) BUY
追加分
- BLV(米国長期債券) BUY
VCLT(米国長期社債) BUY
EDV(超長期米国債) BUY
VDC(米国生活必需品セクター) BUY
VHT(米国ヘルスケア・セクター) BUY
VBR(米国スモールキャップ・バリュー) BUY
VBK(米国スモールキャップ・グロース) BUY
VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) BUY
VGK(ヨーロッパ) BUY
VWO(エマージング・マーケッツ) BUY
BUYに変わったのはバンガード米国トータル債券市場ETF(BND)。2016年の10月以来のBUYに変わりました。長期債のTLTやBLVあたりもBUYに変わり始めていましたので、債券も強めのトレンドに変わった印象ですね。
ジャンク債ETF(JNK)のみSELLですが、このETFももう少しでBUYに変わる感じですので全部BUYとなると流石に一つの相場のピークかもしれませんね。
ジャンク債に関しては利回りと相場が高値という状況から、今投資したい対象ではないというのが大きいのではないかと考えます。
2018年の投資はリスクを取らない方がよさそうです
三社参りというと福岡の風習で「筥崎宮」「宮地嶽神社」「太宰府天満宮」を詣でるわけですが、とくに一番最後の太宰府天満宮なんかは車で辿り着くまでに地獄の状況です。とはいえ一時期よりは改善してるんですけどね。
年始の3日に関東に戻ってきてから三社参りということで三つの神社を詣でてきたわけですが、奇跡なのか引っ越し先の近所の神社は大吉が多いのかおみくじで大吉を連発。
10年以上正月に大吉を引かなかった人間として、これは逆フラグではないかとビビっております。
大吉なんですが項目によっては全然違う個所があります。例えば病気なんかはなおる。信じろ的な感じで共通なんですけど、転居なんかは時を置けと急げと間逆だったりするわけです。
ちなみに投資をしているので気になるのは相場のところですが、「待て、日を選べ」「無理するな」でした。
個人的な投資方針とも近いものがありますが、前のめりで突っ込んでリスクを取るような相場の状況ではないですのでおとなしめにしておいた方がよさそうです。株式に関しては定期の積立以外では動かない予定です。


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