ダウが25000ドル突破したことよりも気になる、仮想通貨で生き急ぐ人が増えていること
三日に福岡の習慣的に三社参りを行ったわけですが、一番混雑している神社は賽銭の場所まで10分ぐらい並んでしました。
並んでいる最中にスマホとかいじるとあまりいいことはないだろと考える人間ですので、ただ待ってるだけの状態でした。すると私の2列ぐらい後ろからビットコインの会話の内容が聞こえてきたんですよ。
しかし、恐怖を覚えたのは参拝前の列に並んでいたらビットコインが××万と話している人がいた。フラグっぽい感じがする。
— garboflash (@garboflash) 2018年1月3日
年齢的に20代後半~私に年齢が近い人やと思うんですが、「ビッグカメラで使える」「いつ売るかが問題」とかフラグな内容も参拝前にしておりました。
神社の参拝でそんなこというと・・という考えの有無は別にしても、バブルが近いってこういうことなんじゃないかと思うんですよね。
アフター・ビットコインの記事でも書きましたが、仮想通貨技術に関しては否定的ではないのですし、銀行や送金業務を変えていく技術と考えます。しかし、ちょっと仮想通貨は投機になってるんじゃないかと。
仮想通貨関連記事 >> ビットコインは終わり、ブロックチェーンが世界を変える?アフター・ビットコインを読んで
年が明けてニューヨークダウも25000ドル突破したわけで、20%下落しても20000ドルという状況になっているのですけど、それが大きく取り上げられないくらい仮想通貨が目立っています。仮想通貨内でバブルが終わればいいと思いますし、仮想通貨の価値とか考えると株価にも波及するか微妙ではありますが・・
神社の出来事があった翌日とあるブログみてたら、熱狂は更に加熱していると感じることがありました。仮想通貨で生き急ぐ人が増えている状況になっているなと。
上昇グラフに目がくらんで生き急ぎすぎている人が多くないか?
普段読んでて好きなブログなんですけど、仮想通貨に関して、「資産を10倍に出来るチャンスなんて生きてるうちにそうそう無い」という感じのことが書かれてました。
怪しいプロブロガーとはちょっと違う人ですし、20代なのに博打を打つ必要があるのか?と思える状況で打ってるのでフラグ臭がするんですよ。
前述の神社で話していた人間も同様に、あせる必要ないのになんで生き急ぐんだろうかな?と。
そりゃ、宝くじ当たるとかあれば楽に一気に資産が増えることもあるでしょうけど、簡単に当らないからこその高額賞金です。
世の中そんなにいい話がないからこその詐欺にあう人が後を絶たないわけですし、お金に関してももう少し戦略持って増やし方を考えた方がいいんじゃないかと。最近戦略の本をよく読むから余計にそう考えてしまうのかもしれませんが。
競馬場や場外馬券場特有の雰囲気にのまれてわからないのにオッズが100倍だから100円かけたら1万円ということしかみえなくなってるんですよ。当たるためには上位3頭を当てないといけない難しい馬券なのに。
20代や30代だから後から取り返せるという考え方もありますけど、生き急いで損をするよりは、今から地に足をつけて投資する人の方が先々生き残れる確率は高いんじゃないですかね?
あえて仮想通貨関連に投資をするとすれば・・
とはいえ仮想通貨関連全否定ではないです。将来的に銀行や証券会社の淘汰も進む条件とか色々考慮したうえで個人的に投資をするとすればパターンとしては以下の2つかなと。
①大きく下落した後に仮想通貨に投資する。
②ITバブルを生き残ったAmazonやマイクロソフト、アップル的な仮想通貨関連企業に投資する。
個人的には②を考えますね。今の状況は結構複雑なので、下落した後に②の企業を探すというのが今のところベターかなと。ただ、ITバブルを例にとるとバブル時でも買っておけばということもあるかもしれません。
じゃあ②に該当しそうな企業は何か?ということで、アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者にも結構な記載が出てきたのですが、リップルって上場してんのかな?と色々調べてみました。
まだ未上場のようで、リップルに投資している企業とかあんのかな?と思い調べてみたら・・SBIがリップル社へ10%出資してました。
SBI株に「60億リップル」の思惑 時価総額超えのねじれ
色々な評判のある北尾氏ではありますが、こういう企業に目をつける嗅覚は多少なりとも見習いたいものです。


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