投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017の結果雑感
Fund of the Year 2017の結果が土曜日発表されました。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」には4年連続で投票をしておりますが、今年もいけず。
病院行脚のしわ寄せで地獄の歯石とり中でした。
今年はつみたてNISA向けに多くの低コストファンドが販売開始になりました。投票期間に間に合わなかったファンドで今年も変動はあるでしょうから来年はいけたらいいな。
さて、ランキングで複数のサイトから判明している20位までは以下の順位のようです。
Funds of the year2017公式
1位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
2位 ニッセイ外国株式インデックス
3位 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
4位 野村つみたて外国株投信
5位 eMAXIS Slim 8資産均等
6位 ひふみ投信
7位 eMAXIS Slim新興国株
8位 たわらノーロード先進国株
9位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
10位 iFree SP500
11位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
12位 ひふみプラス
13位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
14位 結い2101
15位 バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
16位 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
17位 セゾン資産形成の達人ファンド
18位 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
18位 iFree 8資産バランス
20位 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
20位 世界経済インデックスファンド
なぜかVYMとVTIが20位以内にランクインしてます。VTIは楽天バンガードに票が集まり順位が上がるとは思わなかったです。
昨年と比較して上位の顔ぶれも変わったわけですが、上位に残ったファンドと上位から順位を下げたファンドという観点で見てみました。
昨年同様10位以内にランクインしたファンド
昨年同様10位以内にランクインしたファンドは以下の4本です。
ニッセイ外国株式インデックス 1位→2位
ひふみ投信 6位→6位
たわらノーロード先進国株式 2位→8位
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT) 3位→9位
昨年から軒並み順位を下げています。ひふみ投信は順位こそキープしていますが、ひふみプラスは7位から12位まで順位を下げていますので、低コストのファンドの影響は受けています。
それだけ昨年新しい低コストのファンドが登場したということなんでしょうけど。
前回10位以内で今回11位以下になったファンド
前回10位以内で今回11位以下になったファンドをピックアップすると以下の6本でした。
iFree8資産バランス 4位→18位
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 5位→11位
ひふみプラス 7位→12位
世界経済インデックスファンド 8位→20位
ニッセイTOPIXインデックスファンド 9位→圏外
セゾン資産形成の達人ファンド 10位→17位
15位付近で安定していたFunds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型なんかは圏外になってしまいましたし。
バランス型ファンドに一定の需要があり、それがeMAXIS Slim 8資産均等に一気に流れたというのが大きいでしょうね。
ひふみ投信のように独自性を活かして、コストが高くても人気をキープすることも可能ですけど、コスト差がどんどん開いている現状、独自性+そこそこのコストというのはなかなか難しい時代になりつつあるかもしれません。
来年は上位に顔を出してきそうなファンドが11月後半とか12月に発表されていますけどどうなるのか気になることろです。


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