コインチェックの問題で仮想通貨関連が騒がしい状況で、純金積立の収支と金関連ETFの値動きを確認
なにやら年明けから仮想通貨がらみが騒々しくなっております。
コインチェックの騒動に関しては金融庁から仮想通貨交換業者の指定を受けてないのにもかかわらず、CMや広告を認めたメディア媒体は非難されてしかるべきでしょう。
まぁ、ある意味出川はもってるなぁと再認識して昨日つぶやきました。
コインチェックのCMを変えるならば、出川と今回の騒動に逆ギレした上島竜平を乱入させてキスさせるしかない。
— garboflash (@garboflash) 2018年1月26日
もうひとつ考えたのは電波少年がまだやってたら、出川も松村司会時代は出てましたので、「仮想通貨で損した金額を取り返しに行きた~い!」という企画もあったかもしれません。イッテQではいじられるでしょうけどw
さて、よくも悪くも仮想通貨がらみが話題の中、毎年この時期恒例の純金積立の報告書が来ました。
関連記事 >> 年に1度の金の報告書が来たので金関連ETFを調べてみた
金に詳しい豊島逸夫氏の2018年の展望では、長期的には上昇トレンド、地政学的要因次第では急騰とわたしの意見とほぼ同じです。
1年の積立内容を振り返るのによい機会ですので、純金積立の収支と金関連のETFの動向を調べてみました。
純金積立収支
先月までの平均取得価格と現状の金価格は以下の通りです。
2017年12月末平均取得価格 4811円(円/g)
2018年1月26日時点金価格 5171円(円/g)
つみたてをはじめて5,6年といったところですが、毎年のつみたてグラム数もほぼ一定の状況。そのなかで、1gあたり350円以上プラスはなかなか良い成績でしょう。
円換算で計算するとだいたいプラス7%ぐらいと現時点では好調。ここまでプラスのことはあまりなかったので、近いうちに調整もありえるかもしれませんね。
とはいえ景気がいいときにこの状況ですから、景気が悪くなったときはクッションとしての値上がりを期待したいですね。
金というとアメリカの著名投資家のなかでも、バフェットは否定派ですが、レイダリオはポートフォリオに組み入れています。
参考記事 >> レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた
どちらの考えも一理あると考えますので、わたしは間をとって数%~MAX5%ぐらいポートフォリオに組み込むという感じ運用しています
仮想通貨の上下に激しく動いている様子を見ますと、金に対しては安心感を覚えるので、自分は投機には向いてないのではないかと考えます。
金関連のETFの値動きを確認
金関連のETFに関しては主なものとしては以下のETFが上げられます。
SPDRゴールドシェア(GLD)
マーケット・ベクトル・金鉱株ETF(GDX)
マーケット・ベクトル・中小型金鉱株ETF(GDXJ)
他にもDirexion デイリー金鉱株ブル3倍ETF(NUGT)とかDirexion デイリー金鉱株ベア3倍ETF(DUST)がありますが、ブルベアなのでチャートのグラフが乱れるので割愛。ただ、半年スパンだとSBI証券の買付ランキングの上位25本にランクインしていたりするのでそれなりに需要があるのでしょうけど。
過去1年の値動きを確認してみますと・・

金はじりじりと1年で上昇しています。金鉱株の2つのETF(GDX,GDXJ)に関しては値動きが激しいことが多いのですけど、ここ1年に関しては横倍といっていいでしょうね。
めずらしく金鉱株が大人しいなと思うので過去8年程度まで期間を広げてみてみると、金鉱株が急落していまだ底の状態です。

金鉱株に関しては投資妙味がある状況ではあるともいえますが、株式、債券、REIT以外の資産の分散を考えて投資をするのが金というカテゴリの位置づけですので、上下に激しい値動きは求めていないですね。
コモディティへの投資も考えたこともあるのですけど、分散しているのに急落していることがあるので、投資するなら金でいいかなと考えます。


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