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Amazonの次なる標的は?アマゾンが描く2022年の世界を読んで

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Amazon GOの1号店がアメリカで開店になりまして、Amazonの次の一手が注目されている状況でしたが、ヘルスケア産業にJPモルガン、ウォーレン・バフェットと組んで殴りこみに来ました。

関連記事 >> 次世代ビジネスモデルが評価されていたヘルスケア産業の米国上場企業

バフェットがAmazonに関してちらほら発言するようになってましたが、まさかベゾスと組むとは思いませんでしたね。今後どう進めていくのか気になるところです。

Amazon GO関連でいうと、日本でも無人店舗の取り組みをローソンだったかが検討しているそうですが、日本よりもキャッシュレス化が進んでいるアメリカだからこそできるという面もありそうですので、日本での導入となるとアメリカと比較して遅れる気がしますね。

ただ、いずれはそうなるでしょうから、現状のTポイントやWAON、楽天、Suicaあたりでわかれているポイント圏の再編も絡んで動いていくのではないかと考えます。

そんなAmazonが激しく動いているこの時期にアマゾンが描く2022年の世界 すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」 を読み終わりました。

Amazon関連の書籍というと、以前ジェフ・ベゾス 果てなき野望を読んで記事にしましたが、そのときから一種の怖さをAmazonに感じるんですね。

関連記事 >> amazonという企業の成り立ちを知る

本の最初に2022年の近未来予測が書かれているわけですが、それが怖さの一因なのを理解できました。

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Amazonの強みや今後の動向の予測の分析がおもしろい


著者の田中道昭氏は大学教授、コンサル、取締役を兼任されている層で、5ファクターメソッドという道(戦略目標)、地(地の利)、法(マネジメント)、将(リーダーシップ)、天(天の時)の孫子の兵法をベースにした分析を行っています。

興味深かったのは、AWS事業が売上の9%、営業利益では驚くべきことに74%を占めていることです。営業利益率も高く、Amazon全体の利益率が3%であるのに対し、AWS事業の利益率は25%にも及んでいます。

Amazonは利益を顧客に還元しているという話がありますが、AWSであげた利益を他の事業に回している構造になってます。

AWSが公開以来、何回も値下げを繰り返しているそうですが、さらに値下げ余地があるんですね。マイクロソフトもクラウドに力をいれてるようですけど、Amazonは相当強力ではないか?という印象を持ちました。

クラウドと並行してビッグデータを扱っているのも強みなのですが、ビッグデータの集積装置としては、ECサイト、キンドル、アマゾン・エコー、アマゾン・アレクサ、アマゾン・ゴー、ホールフーズと揃えてきているので、今後ますます強大化する可能性はありますし、Amazonについていける企業は限られてくるのではないかと感じました。

宇宙事業に力を入れて、衛星データ活用がビジネスの主戦場でその中心にAWSのAmazonがいるというのを考えているジェフ・ベゾスはただものではないのがよくわかります。

Amazon vs Google、アリババ


この本のポイントとしてはAmazonとGoogle、Amazonとアリババの比較を行っている点ですね。アマゾン・エコーとGoogle Homeについても結構記載がありますので、最新動向に近いです。

また、対アリババの比較で行きますと、欧米や日本でネット通販市場を支配しているAmazonの「一人勝ち」かと思いきや、中国発のアリババが、Amazonの牙城を崩そうとしているということについて、一つの可能性として考えておかないけないなと。

中国の企業だしと考えてしまいがちですが、この本を読んでみると、合理性や自社の利益を優先し、何かと衝突しがちなAmazonに比べて、さまざまなサービスを取り込み、共存共栄を目指しているアリババは、大きな可能性を感じるのです。

もっともアリババの場合は、このまま拡大し続けていくといずれ中国政府とぶつかりかねない可能性もあるので、本のような高評価とまではいけませんが、過小評価しない方がよいかと考え方がかわりましたね。

Amazonに関しては労働環境の悪さや低賃金、たくさんの小売業者を閉店に追い込んでいること、政府以上の影響力を持つことへの不安など、ネガティブな意見もそれなりに書かれていました。

本を読み終わってAmazonという今後どうなるのか?という考えると、やはり覇権をとり続ける可能性は高いのではないかという印象ですね。気になる点はジェフ・ベゾスも54ですので、後継者をどうするのか?という点は10年後問題になる可能性もあるかもしれません。

Amazon vs アリババに対抗できる国や日本企業


Amazon vs アリババに対抗できる国や日本企業についても巻末に書いてありましたね。

アメリカやイギリスが閉じていくなかで、スイス、シンガポール、イスラエルという国の名前が上げられていました。個人的にはスイス、イスラエルはなるほどなと。単一国ETFでちょこっともつというのもありかなという考えがありますし。

そして、対抗できる日本企業としてはWAVEを出したLINEとメルカリがあげられていました。

ただ、LINEに関してはスマホと連携以外に強みを感じないのでどうかなと。そういう意味でメルカリの方が可能性を感じました。

実際、コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則にあてはまっている点が多いですし。

Amazon GOが誕生したからこそ、逆にP2Pでの相互間コミュニケーションに可能性があるという田中氏の意見はなかなか面白い着想だと思いました。こういうビジネスをやる企業が国内であるのか?国内株式に投資するとしたらそういう着眼点で国内企業をみると面白いかもしれません。

東洋経済の本のランキングでも上位にランクインし続けていますが、Amazonが今後どうなるのか?そして日本企業は今後どうすべきかが書かれていて評価が高い理由がよくわかりました。

「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」よりもサイズが小さくて読みやすく、Amazonの事業内容もアップデートされてますのでオススメです。

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