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積立投資

つみたてNISAの出足がよくないようなので、改善案を考えてみた

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つみたてNISAが今年に入ってから開始されたわけですが、口座数は14年NISA開始よりも足元では10分の1以下のようです。

つみたてNISA、出足が鈍いワケは金融機関の「実入り」にある

脳裏をよぎるのは、14年1月に導入された“元祖NISA”開始時の盛況ぶりだ。当時は各社がこぞってキャンペーンを繰り広げるなど、口座開設への積極的な誘致姿勢が目立った。それに比べ、つみたてNISAは今なお未参入の金融機関が珍しくなく、当時とは明らかに温度差がある。口座数を見ても、14年のNISA開始月末に主要証券10社で300万弱あったのに対し、足元ではその10分の1以下にすぎない。

もちろん既存のNISAが節目の5年に到達していない状況というのは、つみたてNISAに移ろうというタイミングではありません。

また、既存NISA開始から4年なのに3つ目の新制度になりますから、下手に動くとまた新しい制度ができるかもという意識も既存のNISAを使う人たちのなかではあるでしょう。

複雑な状況且つ数年後新しい制度ができそうな状況を考えますと、行動を変化させるためには、一本化や恒久化あたりをやらないと短期では変わらない気がします。

関連記事 >> つみたてNISA、知らないが8割超え。NISA制度を一本化&恒久化で簡単にした方がよいのでは?

とここまでやや否定的な意見を書きましたが、森金融庁長官に関してはつみたてNISA導入で低コストファンドを多く作った功績は賞賛されてしかるべきと考えます。

ということで、つみたてNISAを拡大するにはどうしたらいいかをアホな私なりに考えてみました。

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つみたてNISA拡大のターゲットは若者、女性、ネティズンに絞った方がよいのでは?


個人的に利用者の拡大という意味ではマーケティング的に戦略を考えるのもありではないかと、元USJの森岡氏の本を読んでいて考えました。

参考記事 >> マーケティングの基礎学習にはもってこい。USJを劇的に変えた、たった1つの考え方を読んで

最近、コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則を読んでるのですけど、デジタル時代にもっとも影響のある3つの主要なセグメントとして、若者、女性、ネティズンがあげられていました。

ネティズンは要約すると「より大きい利益のために発展させることを気にかけ、積極的に行動する人」です。

3者はソーシャルネットワークも含めて他人に推奨をすることで商品の広がりにも期待が持てると。そういう意味でつみたてNISAを拡大させるためにターゲットとすべきはこの層かと。

金融庁と個人投資家の意見交換イベント「つみップ」なんかは3つのターゲット、特にネティズンや女性をターゲットにしていて有効であるように考えられますね。

ターゲットとする層への普及に力を入れた方がよいと考えますので、ターゲット層に対しては制度的に何かしらの優遇もつけるというのも今後の制度の方針という意味ではありじゃないかと考えます。

例えば、以下のようなオプションを付けるとか。

  • 40歳以下は恒久化や拠出できる金額を増やす。
  • 連続して投資し続けた人にはボーナス的な仕組み。

財務省が配当の課税を25%に上げることを検討というニュースもちらほらみかけるので、新しい制度が作られる可能性も結構ありますけど、ひとまず利用者増やすならばこの2つぐらいやる思い切りの良さがあっていいんじゃないかと。

認知させるための宣伝や展開をどうするのか?


今後も利用者拡大で宣伝活動があるかと思います。ルパン三世「ダイワのつみたてNISAはじまる!」のCMをyoutubeで見ましたが、興味を持たせるという意味ではこういうCMはありかなと。

全国放送で認知を増やすという意味であさイチでの紹介は有効ではありますが、この番組を見ている層ってワイドショーみてる層ですから、女性は合ってますけど、投資とか経済に一番遠い層をターゲットにするのはあまり効果はないんじゃないかと考えます。番組ターゲット層を考えると井ノ原や有働アナの反応も妥当かと。

若者で会社員の層を相手にするために、クローズアップ現代とかWBSあたりの番組の方が接触する確率は高いんじゃないかと思いますが、専門性が高くてみてる人も限られるネックもあるかなと考えます。

広報という意味では小泉進次郎あたりが発言してくれると効果も大きそうですがね・・

変に政府用のCMや広報を広告代理店に作ってもらいますと、20代の若者がラッタッタとウェーイしているだけのCMで、既存のユーザがどん引き、若者がとても関心持てるようなものではないという悲しい状況が起きます。

農林水産省の外郭団体(JRA)のようにならないような何か有効な案はないですかね?

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