流石に円高×株安でダメージが大きい。確定拠出年金運用状況2018年2月編
確定拠出年金が開始されて数年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。
まだ運用を始めて数年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。先月の結果は以下の通りです。
先月の記事:4円ぐらい円高なのに運用成績はよくなっている!確定拠出年金運用状況2018年1月編
確定拠出年金は以下の構成比率でひとまず運用をしております。
国内債券 40%
国内株式 10%
外国債券 10%
外国株式 40%
債券対株式が50:50、円建対外貨建が50:50となってます。 今月の成績はどうなっているのでしょうか?
確定拠出年金成績
国内債券 0.9%→1.2%
国内株式 29.4%→19.3%
外国債券 1.4%→-2.1%
外国株式 25.0%→16.0%
運用利回りtotal 7.55%→4.79%
直近1年 12.29%→6.13%
先月からさらに円高が進んだ上に、1日に1000円とか1000ドル単位で日経平均やNYダウが変動することもあり、どうなることやらと集計してみたところ、さすがに先月ように実はプラスでした的なことはなく。
2月が28日までなので前倒ししておりますが(来週の月曜なら日経平均もNYダウも結構上がってるのでもっといい成績かも)、国内株式、外国株式(先進国株式)ともに9%~10%程度のマイナスとなりました。
円高×株安の状況で株式に関してはある程度は踏みとどまった印象もありますけど、投資家心理は昨年と一転して不安定な感じになってますので、プラスともマイナスとも受け取れるニュースが流れた場合だと、マイナスの方に考えて、大きく下げるということも今年は増えるのかなと。
株式は1月が過熱気味でしたからその反動が来ているという印象ですね。
正月に引いた大吉のおみくじでも、あまり急ぐとよくないとのことでしたので、慌てず騒がず積立投資分だけで様子を見たいと思います。
株価が10%下落してから、そこから回復する期間は・・
高値から10%株価が下落すると、過去の統計からは元の水準に戻るまでだいたい4か月かかるそうです。
これが20%下落となると弱気相場入りで、22カ月かかるそうです。確かにリーマンショック時は底をうつまで1年以上かかってますし。世界大恐慌からだと回復に多くの時間を要しましたが、世界大戦をはさんでいるだけにどうとるべきかという気もしますけど。
ツイートで以下のようなものもみましたので、ここから下がるようなことがあった場合には、以下の日数を覚えておきたいですね。
過去の大暴落の平均を見てみると、
— ケミ介 (@chemisuke_sikyo) 2018年2月10日
14%下落(日経平均だと20746)
下落期間(底値を付けるまで)約70日
回復期間(底値から次の高値をつけるまで)約190日 pic.twitter.com/njsszYNEob
値動きの激しい時期が長く続く可能性もありますから、元から現金も増やす方向はいましたが、投資に対して弾を使い切らずにある程度は貯めておくということを検討しておこうかなと。
元々、現金とリスク資産の比率で、現金の比率が年齢まで7%ぐらいに近づいてきているので、現金の比率に関しても意識しておこうと考えております。


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