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バンガードETF

バンガード、米国でモメンタムなどの米国株スマートベータETFを設定

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バンガードがVDCなど50本の米国籍バンガードETFを大手ネット証券で開始したのが3年前の2月のことでした。

当時の記事 >> VDC等50本の米国籍バンガードETFの新規取扱いを開始

非常に画期的なことだったわけですが、その後アメリカでは新しいバンガードのETFが設定されているのですけど、追加で大手ネット証券での取り扱い開始になったETFはない状況が続いています。

米国REITのETF(ティッカー:VNQ)なんかはiシェアーズの同系のETF(IYR)と比較してもコストが安いので取り扱い開始になってもおかしくないと思うんですけどねぇ。

そんなバンガードがアメリカでこの度、米国株のスマートベータETFを設定しました。

公式の記事 >> Vanguard launches suite of factor-based products

モメンタムなんかは効果があることが結果で出ているため、日本でも早く大手ネット証券で取り扱い開始してくれないかなと思いますけど、どうなりますかね?

関連記事 >> 膨大なデータからモメンタム投資を説く。ウォール街のモメンタムウォーカー個別銘柄編

それにしてもアクティブ運用に近い感じになるわけですが、バンガードでアクティブ運用のETFって珍しいんじゃないですかね?iシェアーズは既にスマートベータETFなどありますけど。

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新たにバンガードがアメリカで設定したスマートベータETF


2/18に米国で設定されたバンガードETFは以下の6本です。
  • 流動性 Vanguard U.S. Liquidity Factor ETF (ティッカー:VFLQ) 経費率:0.13%
    ⇒比較的流動性の低い米国株を対象
  • モメンタム Vanguard U.S. Momentum Factor ETF (ティッカー:VFMO) 経費率:0.13%
    ⇒最近の株価が好調
  • 低ボラティリティ Vanguard U.S. Minimum Volatility ETF (ティッカー:VFMV) 経費率:0.13%
    ⇒市場と比較してボラティリティを最小化する
  • クオリティ Vanguard U.S. Quality Factor ETF (ティッカー:VFQY) 経費率:0.13%
    ⇒営業力、収益、貸借対照表の質が高く、強いファンダメンタルズを持つ
  • バリュー Vanguard U.S. Value Factor ETF (ティッカー:VFVA) 経費率:0.13%
    ⇒ファンダメンタルズと比較して市場価値が低い
  • マルチファクター Vanguard U.S. Multifactor ETF (ティッカー:VFMF) 経費率:0.18%
    ⇒ボラティリティでスクリーニングした後、バリュー、モメンタム、クオリティで判断

英語訳には余り自信がありませんがだいたい上記のような感じかと。

マルチファクターは色々とスクリーニングしているせいか経費率は高めになっていますね。

ちなみに設定から今年で5~7年ぐらいになるiシェアーズのモメンタムETF(iShares Edge MSCI USA Momentum Factor ETF:MTUM)や低ボラティリティETF(iShares Edge MSCI Min Vol USA ETF:USMV)などの経費率は0.15%。コスト競争も仕掛けてきているんですね。

スマートベータETFは万能ではないが・・


もちろんスマートベータETFでも万能ではありません。

実際、株価が年末までいまいちだった2016年と株価が収支好調だった2017年のパフォーマンスは傾向が全く違いますし。

2016年の記事 >> 2016年米国株のスマートベータETF(バリュー、グロース、小型、低ボラティリティ、モメンタム、配当)のパフォーマンスを調べてみた
2017年の記事 >> 2017年米国株のスマートベータETF(バリュー、グロース、低ボラティリティ、モメンタム、配当など)のパフォーマンスを調べてみた

ただ、モメンタムなんかは長期的に見るとかなり効果があるという報告もあるだけに投資してみたいと考えてるんですよね。

当初はiシェアーズのブラックロックが取り扱い拡大に動いてくれたらと考えていましたが、バンガードでもいいので取り扱い拡大に動いてくれないですかねぇ。楽天バンガードやEXE-i形式でもいいんですけどね。

運用開始1年後の記事は以下になります。

バンガード(VFMO)とiシェアーズ(MTUM)の米国株モメンタムETFを比較してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

昨日は昨年新規に設定されたバンガードのスマートベータETF6本についての現状を確認しました。資産の流入はまだ小さいという状況でしたが、その中でかねてより投資したいと考えていたモメンタムETF(ティッカー:VFMO)に関してはとくに注目しています。...

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