投資より先にギャンブルを経験しておいてよかったと思う3つのこと
先月の株価の急落がありまして、さらに資産集計は2日連続で下がった3/2のニューヨーク市場が閉まった後に行いましたので、2ヶ月分の給料の額面の分マイナスとなりました。
これが新人のときだったとすると額面は2ヶ月超えて3ヶ月に近づいた値になってたでしょうね。
さすがに大学→社会人になってからの一気に使える金額が増えた時ほどではありませんが、新人ときと比較するとやはり給料が上がるのはでかいなと実感します。
先月はマイナスになったのですが、とくに気にならないのは本当の下落はチャイナショックなどの例をとってもまだ下がることは明らかな点と、資産規模が増えているのが大きいと思うのです。
そして個人的にはもう1点あると思うんですね。投資を始める前にギャンブルをやっていたのも大きいかなと考えるのです。
もちろんギャンブル嫌いな人もいるでしょうから、ギャンブルを推奨するものではありませんし、依存症対策も必要だとは考えます(ただし、カジノや公営ギャンブル同様にパチンコも取り上げるべき)。
ただ、ギャンブルを通して学べたことは投資にもつながることが3点あると考えます。
これは!とおもったものに投資する
投資をするにあたってもコストが低いから投資するや、タマゴを一つの籠にもらないために投資する、いいと思った企業に投資するなどいろんな投資手法があります。
投資をする上でいろんなデータや数値があるんですけど、結局投資を続ける上では自分に合ったこれは!とおもうものに投資をすることが重要ではないかと思うんですよね。
競馬を例に挙げると年に数回これは強い(例:去年の朝日杯FS)という事象に遭遇するわけです。
もちろん条件が関連してぶっちぎりとかのレースもあるので基準は数値化したものではないのですけど、結局、これは!と感じた馬を追いかけた(買い続ける)方が回収率的にもいいです。
投資でも個別株だとこの商品とかこの店すごいって感覚を大事にした方がよいと考えますし、どうなるかわからないので点数増やして分散するといった自分にあったものに継続して投資するのがベターじゃないかと。
複合的な要素を組み合わせてもうまくいかない難しいゲームだからこそ、ギャンブルも投資にも自分が取り組めてるのではないかと考えます。
特定の条件でパフォーマンスを上げる事象
ギャンブルだけではなく、サッカーなどのスポーツでもあるのですけど、異様に特定の条件(短距離、特定の相手など)に強い事象ってあると思うんです。
ギャンブル始めた当初そういうのを無視していたのですが、数年経験するにつれて特定の条件でパフォーマンスを上げる対象に賭けた方が回収率上がるなと。
○○巧者とか○○キラーって言われることがあるように、合った条件以外だとパフォーマンスを下げる対象って過小評価されること多いんですよね。
結局、投資に関してもこの考えに近づいて、下落相場の時のプロテクトになる生活必需品セクターとかヘルスケアセクター、株式と相関性が低い金や長期債といった商品をポートフォリオで一定比率確保するようになりました。
レイ・ダリオの経済は機械のように動くという言葉に共感を覚えるのも、特定条件でパフォーマンスを上げる事象を経験することができたのが大きいかなと。
関連記事 >> レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた
かけたお金がゼロになる経験
何より1番大きいのはお金をかけてゼロになるという経験を積んだことですね。
1レース1魂で買うレースは(その上大きいレースのない冬場や夏場も休む)極端に少ない人間ですので、1ヶ月以上平気で当たらないことがあります。
遊んでいるお金とはいえ当たらないとさすがにつらいものがありますよ。
でも、この経験を積んだことで、1年ぐらい確定拠出年金がマイナスになる相場でも耐えれる精神力はつきましたね。
他の人にギャンブルを経験しなさいと勧めるわけではないです。
ただ、ギャンブルをせずに投資をするという人生もあったのでしょうけど、人生経験という意味で20代を振り返ってみると、ギャンブルを経験してから投資を始めたのはよかったなと思います。


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