関東在住福岡人のまったり投資日記

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ブラックスワンが起きた時に対策となる?バーベル戦略について海外ETFで検証してみた

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デリバティブ・トレーダーのナシーム・ニコラス・タレブは「予測できない、甚大な被害を与える事象のこと」をブラック・スワンとて定義していて、上下巻の書籍のタイトルにもなっています。

このブラックスワンはかなり広義的で、金融危機、自然災害、またテクノロジーの劇的な進化で人の仕事が消失することも含められます。

そのブラックスワンに対して、何か対抗策はあるのかというと、リーマンショック時にタレブがとったバーベル戦略があげられます。

タレブがとったバーベル戦略は0%の投機的なハイリスク・ハイリターンの資産、国債などの90%のローリスク・ローリターンの資産を組み合わせたものでした。

投機的な部分でプットオプションを大量に購入していたため、大幅な利益を出しています。その経験からか、投機部分に関しては、「あらん限りのレバレッジのかかった投資、できればベンチャー・キャピタル流のポートフォリオがいい。」とまで言ってるんですね。

これを見ていてプットオプションとかをせずにバーベル戦略をとれないのか?と思いまして、いろいろと案を考えて検証してみました。

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野村証券の定義するバーベル戦略


タレブのほかにバーベル戦略をとってる人はいないかと探していたら、野村證券の証券用語にこう書いてありました。

バーベル戦略(ばーべるせんりゃく)

債券投資の場合、バーベル戦略とは、残存期間の短い債券と長い債券を組み合わせ、中期債券に投資しない戦略。ポートフォリオのイメージが重量挙げに使うバーベルを連想させることが名前の由来となっている。(中略)
株式投資の場合、大型株と小型株や、バリュー株とグロース株など両極端な対象を組み合わせた投資戦略を示す。

この手法だと海外ETF使って再現できそうな気がしました。

ということで、上記の内容を考えて、以下のポートフォリオを検証してみました。

  • 短期債(ティッカー:SHV):長期債(ティッカー:TLT)=50:50
  • 大型株(ティッカー:MGC):小型株(ティッカー:VB)=50:50
  • バリュー株(ティッカー:VTV):グロース株(ティッカー:VUG)=50:50
  • バリュー株(ティッカー:VTV):モメンタム株(ティッカー:MTUM)=50:50
  • 短期債(ティッカー:SHV):SPY3倍レバレッジ(ティッカー:SPXL)=85:15

4番目のバリュー株とモメンタムに関してはウォール街のモメンタム・ウォーカー個別株編を参考に入れてみました。

短期債と長期債は中期債的なiシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(ティッカー:IEF)、それ以外はS&P500と比較するとどうなるか?

バーベル戦略を海外ETFで再現するとどうなるか検証

バーベル戦略① 短期債(SHV)+長期債(TLT)

SHY-TLT-15y-20180311.png
※赤がiシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(ティッカー:IEF)

バーベル戦略② 大型株(MGC)+小型株(VB)

MGC-VB-11y-20180311.png
※以降赤がS&P500指数

バーベル戦略③ バリュー株(VTV)+グロース株(VUG)

VTV-VUG-13y-20180311.png

バーベル戦略④ バリュー株(VTV):モメンタム株(MTUM)

VTV-MTUM-5y-20180311.png

バーベル戦略⑤ 短期債(SHV):SPY3倍レバレッジ(SPXL)

SHV-SLPX-10y-20180311.png

検証まとめ


すべて検証可能最大機関という条件ですので、期間はバラバラになってしまいますし、2008年からの上昇相場の期間しか切り取れてないケースもありますが、大型株+小型株、バリュー株+グロース株、バリュー株+モメンタム株は効果がありそうという結果になりました。

大型株+小型株とバリュー株+モメンタム株に関してはもうちょっと期間を長くしてみたいというのはあるものの、バリュー+モメンタムはウォール街のモメンタムウォーカー 〔個別銘柄編〕、長期にわたって効果ありとありましたので、面白そうな気がします。

ちなみに最後のレバレッジETFを使ったものですが、CAGR(年平均成長率)でみると6.16%。

SHV-SLPX-10y-performance-20180311.png

リスクとのバランスを考えると悪くない気もしますね。

これが本来の戦略に近づけるならばレバレッジをもっとかけるということになるんでしょうけど。その辺のバランスは要検証かもしれません。

バーベル戦略はなかなか面白そうだなと考えますので、積み残している反脆弱性の下巻を読んで考え的なものを吸収していきたいと思います。

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