ひふみ投信が米国上場の中国株に投資を開始
私はひふみプラスに投資していますすが、ひふみ投信の2月自運用報告で気になる動きがありましたので、今日は記事にしようと思います。
ひふみ動画 >> ひふみアカデミー2018年3月
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米国株が下落に転じたことで攻めの姿勢を強めて、昨年から組み入れた外国株式をAmazonとマイクロソフトの2銘柄から、7銘柄まで増やしたとのこと。
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具体的な銘柄について言及はありませんでしたが、かねてから投資をするといっていた中国株もそのうちの2銘柄に含まれるそうです。
中国株に投資ということで、戦線が拡大してしまう状況になるのでは?という懸念があると考えていましたが、どうやらアメリカに上場している中国株に投資をするそうです。
外国株の比率は6.6%まで増えた
中国株に投資をするということで、日本とアメリカ以外の市場を見るのか?という疑問があったのですけど、米国上場中国株ならば、戦線の拡大の負担は下げられるかなと考えます。
ということはいずれ米国上場のインド株とかにも投資をしていくこともあるかなと。外国株の比率も10%あたりまでは今年中に到達する可能性もあるかもしれません。
米国株注目テーマのうち、IoT、Eコマース、ペイメントと3点上がってました。この3点から推測すると私は中国株の1銘柄はアリババ(BABA)じゃないかと考えてます。
ともあれ、注目テーマに関しては今後10年でキーとなるものですから、今回加わった5銘柄がどのような銘柄なのか楽しみではあります。
組み入れ上位で気になるコスモス薬品
レポートに2018年1月と2月の保有銘柄推移が載っていて、外国株ですと1月はAmazonとマイクロソフトのワンツー体制でしたが、2月はマイクロソフトが組入れトップで、Amazonは上位10社から消えました。
一方で、組み入れ上位の企業ではソニーやパナソニック、三井物産や三菱商事といった銘柄が目立っています。
その中で、気になったのは「コスモス薬品」が上位にきていることです。
小商圏ドミナント戦略ながら、店舗サイズは郊外型大型店舗クラスで展開しているドラッグストアチェーンでこの10年で福岡では店舗がかなり増えました。
生鮮食品・惣菜を除く食料品や生活必需品が豊富なので、スーパーから離れた土地の空白地帯でスーパーとコンビニの中間的存在で需要をつかんでいます。
ポイント制なし(先駆けて開始したが廃止している)、クレジットカードなどもコストに還元するため使えないという上記の3つのキーワードにあてはまりませんが、九州を固めて関西や中部にも進出しつつあるので、これからさらに伸びるという判断でしょうね。
まだ関東圏へは進出していませんが、関東圏でもスーパーから離れた地域にドラックストアができて、繁盛しているドラッグストアをちらほら見かけます。今後もこの形態の店舗は増える可能性があるんじゃないかと考えます。
2018年2月のひふみ投信のパフォーマンスは?
最後に、ニューヨークダウも日経平均も崩れた2018年2月のパフォーマンスはどうだったのか確認してみました。

過去3カ月で見てみると、さすがに2月の下落幅はTOPIXよりも大きくなっています。下落後はTOPIXとJASDAQの中間的な値動きです。
株価がかなり上昇した状況下で、下落も大きいのでは?と考えていましたが、過去1ヶ月はマイナス3.0%に対して、TOPIX配当込みのマイナス3.7%に勝ってます。思いのほか下落していなかったので悪くないなと。
海外株式の比率が拡大して今後のパフォーマンスにどういう影響がでるのか?引き続き動向を追っていきたいと思います。


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