関東在住福岡人のまったり投資日記

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投資関連本

お金2.0を読んで、資本主義から価値主義へ変わる新しい経済のルールと生き方について考えてみた

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わたしがCDを聞き始め、Mステなどのランキングも意識してみるようになったのが20年数前になるわけですが、そのころは100万枚売れるシングルCDが多くありました。

特典なしで売り上げが現在と桁違いでしたから、時期によって流行るジャンルがあるので、たとえばヴィジュアル系のバンドが流行ると類似したバンドが多く出てきてましたね。

ある意味、今のオリコンの年間ランキングで男と女のアイドルしかいないってのはそういうジャンルが流行っているということなのかもしれません。

これは書籍でも同様のことがいえます。年明けてから電車の広告で多く見かけた、お金2.0 新しい経済のルールと生き方をようやく読み終わりました。

ランキングなんかでも上位で、本屋でも目立っていますから、売れているのでしょうけど、いつのまにか以下のような書籍も出てました。なぜ3.6なのかが気になるところです。


お金2.0に関しては、電車の広告の識者コメントなんかで、どっちかというと信用貯金的なことをいう意識高い系の感じの本かと思ってたのですが、お金や経済に関してわかりやすく書いている本で読みやすかったですね。

評価とか価値が重視されるようになるけど、落とし穴もあると炎上している人たちのようになるなという注意書き的なものもちゃんと書いてありますので、売れるのも納得の内容。

個人的には以下の項目が印象に残りましたね。

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発展する経済の5つの指標は投資にも役立つ


まず最初に印象に残ったのは発展する経済の5つの指標に関してですね。

    ①インセンティブ(報酬が明確である)
    ②リアルタイム(時間によって変化する)
    ③不確実性(運と実力の両方の要素がある)
    ④ヒエラルキー(秩序の可視化)
    ⑤コミュニケーション(参加者が交流する場がある)

これに「経済に持続をもたらす寿命」+「共同幻想」の要素を指標として説明していました。

この5要素に関してはこれから先伸びていく企業にも該当してくる話なんじゃないでしょうか。GoogleやAmazonなんかは5つの要素がちゃんとある印象ですし。

中央集権化から分散化へ


お金や経済の世界において「中央集権化」とは真逆の「分散化」の流れが生まれていると佐藤氏は述べていました。

分散化が進むと情報の仲介では発揮できず、独自に価値を発揮する経済システムそのものを作ることができる存在が大きな力を持つと。トークンエコノミー(仮想通貨で作られる経済圏)は、まさに「分散化」の流れの延長線上にあるそうです。

個人的にこれは起こりうるなと。欧州でスコットランドやカタルーニャの独立運動に火が付いたのもこの流れとも言えますし、今後日本では地方自治の権限がさらに高まるという方向に向かうと思います。

とくに地方自治体で独自色をだしていかないと政令指定都市間でも生き残りの競争が激しくなるでしょう。

また「自動化」+「分散化」=「自律分散」という形が進むので、経済と政治の境界も消えると書いてありました。

これも同感で企業の売り上げが1国の国家予算を超える状況になってますからね。たとえばAmazonポイントが通過としてAmazonが銀行からスーパー、さらに郵送までやる自治体の機能の多くを補完した存在になっていく可能性はあると考えます。

価値主義は経済の民主化


資本主義の弊害も出てきているので、いずれは価値主義へと移行していくと説いていました。価値主義は経済の民主化であると。

40年前は金の裏付けを失ったら紙幣に価値はあるのかとう議論がされていたわけですから、現状は異質な存在の仮想通貨の価値も変わってるんじゃないかということですね。可能性としてはあるでしょう。

これを根拠に広告の帯でホリエモンは「ビットコインはこれから上がる」的なことを言ってるのでしょうけど、個人的にはこれはちょっと違うんじゃないかと。

書評記事 >> ビットコインは終わり、ブロックチェーンが世界を変える?アフター・ビットコインを読んで

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者を読んでいると仮想通貨を国が発行する可能性はそれこそユーロ圏でユーロ以外の通貨を自国で出す国は出てくる可能性はありますし、銀行主導の仮想通貨が誕生するかもしれません。

また、規制などが入ってくるとどういう方向に動くかはわからないと思うので、これから先のトークンエコノミーは発達しますけど、上記で上げたような国や企業が仮想通貨出したりして、既存の仮想通貨が消える可能性もあることの言及はあってもよかったかなという印象です。

人間は、自分が生まれた時にすでに存在したテクノロジーを自然な世界の一部と感じる


この本はモチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書同様に80年代生まれ以降の世代の特徴をうまくとらえた分析がされていると思います。

書評記事 >> 稼ぐために働きたくない世代のモチベーション革命

「人生の意義や目的とは欠落・欲求・不満から生まれるが、満たされた世界では人生の意義や目的こそが逆に価値になる」というのは一理あると考えますね。40代より上と今の30代以下ってやっぱ意識が違いますし、早く偉くなりたいという人間は本当にいないです。

佐藤氏は今後の働き方として以下の2点を上げていました。

  • 自分の価値(①スキル・経験性のような実用的な価値、②共感や好意のような内面的な価値、③信頼・人脈のような社会的な価値)を上げるために働く意識をつける。
  • 儲かることから情熱を傾けられることへ取り組む。

ようは稼ぐためだけの労働はしないということになりますが、ベーシックインカムに関しても言及されていて、それでやがて自分の熱中できるものに取り組むようになるという話なわけです。

ただ、ベーシックインカム導入するにしても最初は少額からになると考えますので、ベーシックインカム+労働が必要な時期もあると思うんですよね。あまりベーシックインカムを過大評価しすぎな感も感じます。

これからの時代で重要となるもの


では、今後どういうものが重要になるのか?最近読んだ新しい時代のお金の教科書でも専門性、確実性、親和性といった似たような単語が並んでいました。

書評記事 >> 21世紀は資本主義→時間主義→記帳主義→信用主義?新しいお金の教科書を読んで

人は15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは自然に反するものと感じられるそうです。

テクノロジーの発達が加速度的に進む時代だからこそ、35歳過ぎてもテクノロジーを否定せずに受け入れる度量と、専門性(自分の価値)や親和性(社会的な価値)が重要になってくるでしょうね。

これらを高めつつ並行して内面的な価値を上げていくのが今後の時代で必要となってくるのではないかと感じました。



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