関東在住福岡人のまったり投資日記

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おまえはまだ福岡を知らない。福岡市が地方最強都市になった理由を読んで

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ようやくゴールデンウィークが見えてきて、無駄極まりなくまったく楽しくない社畜飲み会さえ乗り切れば休みやという感じになってきています。

わざわざ帰省しないという人もいるかもしれませんが、お盆や正月と比較するとゴールデンウィーク期間って飛行機代もそこまで高いというわけでなく、間の休日は企業によっては出勤というケースもあるのでそこまで値上がりしないんでしょうね。

帰省が近くなり、関東=仕事場のわたしにとっては福岡にはよ帰りたいという気持ちが強くなるわけですが、そんな頃合いに福岡市が地方最強の都市になった理由という本が発売されてましたので、即決購入しました。

著者は地方創生関連の記事を東洋経済などでみかける木下斉氏。以前読んだ稼ぐまちが地方を変えるも面白かったのも購入の要因の一つですね。

関連記事 >> 稼ぐまちが地方を変えるを読んで


福岡に関して高評価な面が多く書かれています。しかし、ちゃんと最後は課題についても書かれていますし、福岡市発展の歴史も記載されていて、人口減少社会で地方都市はどのようにあるべきかの指針が示されていると思いました。

とくに印象に残ったのは以下の3つの章ですね。

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福岡市5つの常識破り


まちづくりに関して、福岡市が成功した理由の5つの常識破りな事例があげられていました。

  • 民間主導・民間投資のまちづくり
  • 「競争」と「強調」で強くなる。
  • 素早く「撤退」する。
  • 周りに流されない。
  • 伸びしろがあるのに伸ばさない。

民間主導で路面電車や電力会社が作られた経緯、博多と天神との競争で大きくなった経緯が説明されていて、歯車としてかみ合ったのが大きいんだなと思いました。

天神と博多の間に中洲とキャナルシティあるのは都市の作りとしていいなと。

とはいえちゃんと本の中では失敗にもふれられてるので客観的に見てます。博多リバレインとか3年ぐらいで破綻しましたからね。

3番目と4番目に関しては、工業地帯として北九州が発展する中、工業系ではかなわないとみるやいなやスパッと見切ったことですね。

結果的に福岡市としての個性を伸ばすことができてのが今の隆盛につながってんだなぁと。

で、ここであがっていた5つの事項って木下氏が稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則であげてた項目と共通事項が多いんですね。

  • 補助金を当てにするな
  • 「先回り営業」で確実に回収
  • 「利益率」にとことんこだわれ
  • 「稼ぎ」を流出させるな
  • 「撤退ライン」は最初に決めておけ

福岡市の場合、九州という条件がよかったというのもありますが、ほかの地方においても人口減の時代に必要な項目なんじゃないでしょうかね?

経営視点から見える福岡メソッドの3つのポイント


木下氏は都市経営視点から3つのポイントをあげていました。

  • 制約から戦略を考える。
  • 新技術を味方につける。
  • 民間資金の力で「尖り」をつくる。

最初の制約から戦略を考えるというのは、USJの再生でも資金の制約からハリポタの施設完成まで乗り切った結果が今の隆盛につながってますので、あえて制約から考えるというのは戦略上有効なのかもしれません。

参考記事 >> マーケティングの基礎学習にはもってこい。USJを劇的に変えた、たった1つの考え方を読んで

そして、新しい技術を使うというのは新しい制度を使うというのも当てはまるかなと。なんかマスコミが勝手に悪い事象にしている国家戦略特区とか利用できるだけ利用するのがいいと考えますけどね。

民間投資というのも都市の発展の上では欠かせないというのがよくわかる内容でしたが、これが都市圏から離れた土地ではどうすべきなのか?ということを考えていく必要が10万以下の市町村では必要になるでしょうね。

九州の人口が減る中、どう舵を取るのか?


直近の人口増に関しては、過去の取り組みが活かされていることと、福岡市の魅力の認知もあると考えますが、九州新幹線の整備による熊本・鹿児島方面からと衰退気味の北九州からの人口流入という側面も強いでしょう。

そこからさらに発展していくうえでの舵取りはこれまでもよりも難しくなるでしょうけど、うまくいけばアジアの中でも注目される都市になれるかなと。

大学の国際競争面での弱さを本の中でも指摘されてましたが、九大が糸島キャンパスを新設しています。新しい施設を活かして国際的な若い人材の獲得を目指して、大学のブランド価値を上げていくことも必要なのかなと思いました。

福岡に帰るたびに空港の出口が変わるように福岡空港も空港の拡張工事を進めているところです。物価は関東よりも安いので外国人観光客の取り込める土壌はあるでしょう。

いままで知らなかった福岡市の側面も書かれていて、福岡出身の人間としてはオススメしたい本です。

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