バンガード、小型株(VB)、グロース株(VUG)、バリュー株(VTV)等株式ETF5本経費率を値下げ
例年2月末と4月末は、バンガードのETFの経費率値下げが発表されていますが、今年もETFの経費率の値下げが発表されました。
2月の記事 >> バンガードが3本のETF(VT,BNDX,VTIP)の経費率をダウン。VTはとうとう0.10%に。
4/26の時点で判明しているのは5本ですが、昨年の4月は2段階に分けて発表がありましたので、もしかすると追加でコストダウンが発表されるかもしれません。
昨年4月の記事 >> バンガードBND等債券ETF4本、小型株(VB)、グロース株(VUG)、バリュー株(VTV)、S&P500(VOO)等株式ETF13本経費率値下げ
バンガード公式 >> 2018年バンガードETF®・米国籍投資信託の経費率改定のお知らせ
昨年0.04%まで下げた、バンガード・S&P500ETF(VOO)とバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)については4/26時点で発表なし。
将来的に経費率0%を達成しそうなのはこの2本のどちらかだと思うのですけどどうなりますかね?
さて、今回の経費率が下がったバンガードのETF・ファンドは以下の通りです。
経費率が下がったバンガードETF・ファンド一覧
バンガード・スモールキャップETF(ティッカー:VB) 0.06%→0.05%
バンガード・米国ミッドキャップETF(ティッカー:VO) 0.06%→0.05%
バンガード・米国バリューETF(ティッカー:VTV) 0.06%→0.05%
バンガード・米国グロースETF (ティッカー:VUG) 0.06%→0.05%
バンガード・米国ラージキャップETF(ティッカー:VV) 0.06%→0.05%
前年0.08%から0.06%にコストダウンした、大型株、中型株、小型株、バリュー株、グロース株の5本のETFがさらに0.05%台まで経費率が値下げとなりました。
iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF(ティッカー:IJR)の経費率が0.07%から据え置きの状態ですので、バンガード・スモールキャップETF(ティッカー:VB)はコスト面で差をつけることになりました。中型株(ティッカー:VO) についても同様。
iシェアーズはここのところコストダウンの動きがないのですけど、どうするんですかね?一応S&P500とかは経費率が同じ値になっていますけど。
マネックス証券で購入可能な米国籍投資信託2本も値下げ
併せて、米国籍投資信託の経費率も2年続けて経費率が値下げとなっています。
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド(VTSMX) 0.15%→0.14%
バンガード・スモール・キャップ・インデックス・ファンド(NAESX) 0.18%→0.17%
ちなみにコストダウンのニュースと同時に日本でファンド直販を検討とbloombergで記事が出ていました。
米バンガード、日本でファンド直販を検討-提携にも引き続き門戸開く
他の日本企業にも門戸を開いているという文言も気になりますが、可能性としては米国籍投資信託を楽天証券やSBI証券でも買えるようにしたり、購入可能なファンドを増やすという可能性もあるかなという印象。
それとも楽天以外でもなにかあたらしいファンドを出す可能性もあるんですかね?
この動きが本格化するとセゾン投信とかどうするんだろうなと思いますが。
セゾン投信とバンガードの共催のセミナーに来月いまのところ行けそうなので、質問とかする機会があれば聞いてみようかな・・


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