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関東在住福岡人のまったり投資日記

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米国株

決済関連の企業の業績がいいようなので、VISA(V)やマスターカード(MA)について調べてみた

VISA-20180509.jpg

毎年春開催のモーニングスターの米国株・ETFのセミナーはマネックス証券と共催になってます。

関連記事 >> モーニングスター主催 2018年 米国投資のはじめ方 米国株式・ETFセミナーに行ってきました

なので毎回マネックス証券の米国株ハンドブックをもらえるんですね。

暖かくなって帰省に持っていく服も少なくなりますから、時間のある帰省中に全ページ読んだわけです。

短評的な箇所に減税が~とかの記載の多さがやや気になりましたが、ピックアップされたなかで2017年度の業績が伸びてる企業の傾向として決済関連の企業の業績がいいような印象でした。

そのなかで、一番身近な企業というとVISAかなと。

わたしのメインのクレジットカードもVISAから直接ライセンスの供与を受けてVISAカードを発行している会社(プリンシパルメンバー)のものですし。

ということで、圧倒的シェアを握ってるVISA(ティッカー:V)と2番手で数10%のシェアを握っているマスターカード(ティッカー:MA)の2社の業績をまとめてみました。

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VISA(V)とマスターカード(MA) 売上、利益推移


まず売り上げと利益推移を見てみましょう。

V-MA-uriage.png

売上は両社とも上昇傾向。VISAとマスターカードの売上の差は、シェアの半数以上を握っているのと、20%後半のシェアの差が大きいかなと。

V-MA-eigyourieki.png

営業利益に関しても売上同様に上昇傾向ですね。

VISA(V)とマスターカード(MA) ROE、ROIC、フリーキャッシュフロー推移


ROEやROICについても調べてみました。

V-MA-ROE.png
V-MA-ROIC.png

マスターカードの方がROEやROICが高いですね。とはいえVISAもなかなかの値です。

V-MA-cash.png

フリーキャッシュフローが両社とも増加傾向です。

VISA(V)の売上構成比率


では、売上構成ってどうなのか?

両者とも似通っているので、トップシェアのVISAの売上構成にフォーカスしますと・・

V-uriagekousei-20180509.png

サービス手数料、データプロセス手数料、国際取引手数料とだいたい3つ均等に売り上げています。

3つとも第1四半期(10月~12月)売り上げは二ケタ増で、アメリカ、太平洋、欧州の地域別の売上も8%~15%増と好調。

市場予想を売上やEPSが上回るのがわかる内容です。

VISA(V) vs マスターカード(MA) vs S&P500 パフォーマンス比較


では、実際の株価のパフォーマンスはどうなのか?

VISA、マスターカード、S&P500を比較してみました。まず過去1年。

V-MA-SPY-1y-20180509.png

S&P500を両社とも上回ってますね。マスタカードの方が過去1年のパフォーマンスはよいです。

V-MA-SPY-10y-20180509.png

ちなみに過去10年だと両者の差はあまりなく、S&P500を大きく上回る結果に。

株価は割高感はありますが、決済ビジネスはなかなか興味深いなという印象を持ちました。
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