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関東在住福岡人のまったり投資日記

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働き方改革ならぬ働き方革命?ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方を読んで

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ゴールデンウィーク連休明けというのはやはり憂鬱なものですが、帰省を行うたびに関東でこのまま働くのがいいのか、福岡に戻るのがいいのかということを考えるものです。

もちろんいまは問題ないのですが、先々20年ぐらい経ったときに仮に親が要介護となった時に福岡に戻れる体制は選択肢として確保したいのが本音です。

今の仕事の人間関係はほんと最悪な人間がかなりいるとは思いますし、顧客もふざけんなと思う人間がいますけど、仕事で携わる技術に関しては将来性もあり興味があるのも事実。

それを考えて福岡で仕事の分散というのも選択肢として考えらないかんなと。

ということでワークシフトとかギグ・エコノミー関連を、連休明けの仕事のモチベーションを上げるのを兼ねて連休中に数冊読みました。

そのなかで気に入ったのはギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方です。

著者は米国で著名な起業家支援団体カウフマン財団のシニア・フェローのかたわら、バブソン大学の非常勤講師を務め、さらにギグ・エコノミーをみずから実践しているそうです。

バブソン大学でギグ・エコノミーに関するMBAの講座を開講しているのですが、その講座はフォーブスが選ぶ全米でもっとも革新的なビジネススクール講座トップ10に選出されてます。

本書は、よりよい仕事を得る、休みを増やす、理想の人生に向けた資金繰りを行うという3つの軸をもとに、思い描いたとおりの成功を収め、充実感に満ちた人生を送るための10の法則を解説しています。

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ギグエコノミーとは?


ギグエコノミーとは、「gig(単発の仕事)」と「economy(経済)」を組み合わせた造語です。終身雇用ではなく「ギグ(単発の仕事)」を基盤としたさまざまな労働形態を幅広く含む働き方の概念のことです。

「働く場」を分散させるイメージですね。

収入の複線化やポートフォリオ的に働く、労働→長期休暇→労働といった側面から、ライフ・シフトで定義されていたポートフォリオワーカーの概念に近いです。

ポートフォリオワーカーという働き方を考えてみる

この本はライフ・シフトで定義されているポートフォリオワーカーを実際に行うにあたって意識すべきことなどが書かれていて、とくにライフ・シフトを読んだ人にとっては補完する点でももってこいの本だと思います。

ギグ・エコノミー成功のための10の法則のうち、とくによいと思った5つの法則


10項目あげられていた法則のうち、良いと思ったのは以下の5つです。

  • チャンス思考を身につける
  • 「働く場」を分散させる
  • ネットワーキングをせずに人脈をつくる
  • リスクを軽減して不安に立ち向かう
  • 時間への意識を高める

とくに自分は意識しないといけないと思ったのはチャンス思考。従業員思考とチャンス思考の差異は以下で定義されてました。

従業員思考―どんな職に就こうか?
チャンス思考―どんな仕事をして、どんな価値を生み出そうか?

価値を生み出すという意味では、心の余裕も必要なんじゃないかと思いました。ほかの項目で休息の重要性を説いているのも納得です。

時間の意識はこれから間違いなく必須なので無駄を削減していきたいですね。

あと、ネットワーキングをせずに人脈をつくるという意味で、弱い紐帯というのは重要だなと感じました。

たとえばプロジェクトで何度か顔を見たことがある同僚や、たまに道端で出会う近隣住民など、互いに知っていて共通する要素があるが、頻繁には関わらず強い愛着もない人たちとのつながりです。

少数の強い縦関係と、多数の弱い横関係っていう形を意識したネットワーキングが重要になると他の本にもかいてありましたので、弱い横のつながりは広げておいて損はないかなと。

関連記事 >> 21世紀は資本主義→時間主義→記帳主義→信用主義?新しいお金の教科書を読んで

リスク回避に関した記述が多いのは好印象


ギグ・エコノミー成功のための10の法則を章立てして解説しているわけですが、各章の終わりにはこれらの法則を実践するためのエクササイズが記された構成となっています。

リスクを軽減して不安に立ち向かうという法則が上げられていますが、それ以外に関してもリスク回避に関した記述が非常に多い印象。固定費抑制、借入をしない、貯蓄に励むなど。

不安やリスクは真正面から向き合うと分析しやすくなる。だからこそ具体的なリスクを考える、リスク軽減策を用意するのが必要だと著者は説きます。

働き方関連の本では、リスク全振りとか、無責任にはよ働き方変えろ的な、胡散臭いインフルエンサーな意見も見かけるのですけど、将来にわたって徐々に働き方の変化に対応したり、変えていく人にとって指針となる本だと思いました。

理想の働き方を手に入れ、休みを増やし、自分自身が望む人生を送るためのアイデアがぎっしり詰まっていて、個人的には20代から同年代の人にオススメしたいです。
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