株で富を築くバフェットの法則
先月初めamazonで投資本を探していて、バフェットに関する本が先月出ているじゃないか!ということで「株で富を築くバフェットの法則[最新版]」を買いました。初版が20年前くらいに出ていてそれを追記したもののようです。
バフェットの成り立ちとこれまでの生き方、これまでバフェットが大きく影響を受けた人たちに関する記載、コカ・コーラやIBMの買収時のケーススタディ、投資心理学、忍耐力の必要性等が各章毎に記載されています。
個人的に心理学や忍耐力に関しては、自分には無理かもしれないなと思いますが、なるべくできるように日々心がけたいと思います。
特に気になったのはポートフォリオの章で書かれていたフォーカス投資と12の原則で事業を買うの箇所でしょうか?
①事業に関する原則
- シンプルで理解できる事業か
- 安定した事業実績があるか
- 長期的に明るい見通しがあるか
- 経営者は合理的か
- 株主に率直に話せる経営者か
- 組織の習性に屈しない経営者か
- 1株当たり利益ではなく、自己資本利益率を上げようとしているか
- 「オーナー利益」を考えているか
- 利益率の高い企業を探しているか
- 1ドル利益を留保したら、企業の市場価値も1ドル以上あがるように心がけているか
- 事業の価値はどれくらいか
- その事業を価値よりもはるかに安い金額で買収することは可能か
この原則を守り、フォーカス投資として、10銘柄以内、最低5年の期間で行うとのこと。これは外国株投資に関してはかなり有効ではないかと思います。割とシンプルですし。
ただ、バフェットのように思いっきり資金を投入するという勇気はありませんが。現状の株価はバフェットの時代とは異なるという人もいますが、この投資方針に関しては国を問わず、まだ有効ではないかと感じました。
今回初めてバフェットの生い立ち等を知れたのと、実際にコカ・コーラ等に投資した時の経緯を知ることができて、この本を読んで良かったと思いました。
まだ、海外の個別株に投資するのは資金が貯まってからだと思っておりますが、この12の原則やフォーカス投資に関しては、肝に銘じておこうと思います。
ロバート・G・ハグストローム ダイヤモンド社 2014-04-25


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