冴えないFunds-iの新興国債券ファンドについて調べてみました
ボーナス月に活発に投資で動くため、いつもは1ヶ月に数回しかログインしないSBI証券にも夏冬のボーナスが出る月はかなりの回数ログインします。
基本的にはSBI証券の外国株式のページと、入金処理、NISA口座の使用限度額と投資用資金の残額の確認が主ですので、毎月投資しているインデックスファンドのパフォーマンスの確認は別にしなくてもいい状況。
とはいえ頻繁にログインしてるとどうなってるのか確認したくなるもの。
各資産のパフォーマンスを見ておりますと、積み立てしなくなったプラス100%超えのファンドもある一方、あまり冴えないなと思うファンドもあります。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は積立開始から1年余りなのでこんなもんかなという感じなのですけど、もうすぐマイナス転落寸前じゃないか?というのが「野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型」です。
新興国債券に関しては国内外のETF含めて注目していますし、新興国株式の値動きの激しさを考えると新興国債券にも分散した方がよいと考えています。
アジアの国債・公社債に投資するSPDRのABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
株式に100%投資できるほどの耐性のない人間ですので、株式+αでポートフォリオを組んで資産運用を行っています。...
とはいえ通貨危機リスクはあるため為替ヘッジ付きに投資しています。
先月はトルコの通貨下落というニュースもありましたので、その要因の確認も含めてちょっと調べてみました。
Funds-i新興国債券の現状を確認
為替ヘッジの有無も含めて確認するため、Funds-iの新興国債券の2つのファンドを調べてみました。
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型 0131810B
野村インデックスファンド・新興国債券 0131710B
ちなみに総資産額は為替ヘッジ型が25億ぐらいで、為替ヘッジなしがその3分の1という規模になっています。
直近の影響を確認するため直近3ヶ月のパフォーマンスを比較します。

青が為替ヘッジ有り、赤が為替ヘッジなしですが、両方とも4月から下落傾向でマイナス5%くらいになっています。
為替ヘッジ型の方が値動きが小さいのですけど、5月の後半のように真逆の動きをするときもあります。

過去5年でみると、為替ヘッジ型は原油価格の下落で逆に上昇しているのですけど、逆に為替ヘッジなしの方は30%ぐらい下がってます。
その後のアメリカ大統領選挙のあとの株価の上昇で為替ヘッジなしの方が上昇しましたが、2月の株価の調整以降は冴えません。
為替ヘッジの有無で逆相関のときもあるが、新興国債券はヘッジ型の方が好み
eMAXIS Slimのバランス型ファンドではヘッジなしの新興国債券にも投資している形になっていますが、個人的にはヘッジ型の方が好みです。
通貨危機リスクも無視できないですし、資源価格の下落の影響も大きいですし。
新興国債券を組入れ有無に関しては、リスク許容度をよく考えて判断した方がよいと考えます。
個人的に新興国株式に関してはテロと石油があまり関係ない国に投資してみたいと考えていますが、新興国債券に関しては日本の銀行や証券会社でもよく見かけますが、手数料やリスクを考えると手を出すべきではないと考えます。
一時期はオーストラリア、ブラジル(五輪前まで)、トルコあたりのファンドを地方銀行なんかでもよく見かけましたが・・いまはどの国を推してるんでしょうかね。


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