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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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海外ETF

2018年上半期の米国セクター別パフォーマンスを確認

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昨年は1年を通して株価が上昇傾向でしたし、ボラティリティも低位安定。

上昇相場に慣れ切った状況で今年2月の株価の調整は、いまだニューヨークダウが2月初めの株価を超えてていない状況では、驚いた人も結構いるんじゃないかと。

ともあれ今年ぐらい変動のある状況が正常と考えるぐらいが長期的に投資をする上で必要なマインドじゃないかと考えます。

株式市場については大きな調整のあった2018年の上半期ですが、ハイテク株などS&P500と一味違うセクターもあるため、上半期が終わったタイミングで結果をまとめてみようと思います。

2017年は情報技術が抜けたパフォーマンスで、エネルギーと電気通信サービスが冴えませんでした。

2017年米国セクター別パフォーマンスから、2018年注目するセクターは何か? - 関東在住福岡人のまったり投資日記

2017年の株式市場も大納会となったわけですが、ここまで安定して上昇したのは2014年以来3年ぶりじゃないですかね?なんだかんだで2013年はバーナンキショックがありましたし。...


原油などの資源価格も上昇傾向にありますが、2018年上半期のパフォーマンスはどうだったのか確認してみました。

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2018年上半期 SPDRのセクターETFのパフォーマンス


まずはSPDRのセクターETFでセクター別のパフォーマンスを見てみましょう。

    一般消費財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLY)
    テクノロジーセレクト セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLK)
    資本財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLI)
    素材セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLB)
    エネルギー セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLE)
    生活必需品セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLP)
    ヘルスケア セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)
    公益事業セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLU)
    金融セレクト セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLF)

現在いくつかのセクターが再編中ですが、ひとまず上記の9本の米国セクター別ETFでパフォーマンスを確認してみました。

XLY-XLK-XLI-XLB-XLE-XLP-XLV-XLU-XLF-6m-20180708.png

一般消費財(XLY)、テクノロジー(XLK)、エネルギー(XLE)の3つが好調でした。一般消費財はAmazonが牽引したのが大きいです。

一方、生活必需品(XLP)は珍しくリターンがワースト。資本財や素材、1年前は好調だった金融背セクターもマイナスになっています。

細かい値動きを見ていきますと・・

XLY-XLK-XLI-XLB-XLE-XLP-XLV-XLU-XLF-6m-20180708-2.png

2月の大きな下落時のピークを超えたのは一般消費財とテクノロジーセクターだけですね。エネルギーセクターの急回復も目立っています。

一時マイナス10%を超えた生活必需品セクターも5月後半からは上昇傾向にあります。NISA枠での生活必需品セクターへの投資は若干遅れてしまったなぁと実感しております。

2018年上半期 バンガードの米国セクターETFのパフォーマンス


次にセクターの分け方が異なるバンガードのセクター別ETFでも確認してみました。
    バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF(VCR)
    バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)
    バンガード・米国エネルギー・セクターETF(VDE)
    バンガード・米国金融セクターETF(VFH)
    バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)
    バンガード・米国資本財・サービス・セクターETF(VIS)
    バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)
    バンガード・米国素材セクターETF(VAW)
    バンガード・米国電気通信サービス・セクターETF(VOX)
    バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)
※セクターの分け方がSPDRと異なる上に中小型株が含まれています。

バンガードのセクターETFを見てみると以下の通り。

VCR-VDC-VDE-VFH-VHT-VIS-VGT-VAW-VOX-VPU-6m-20180708.png

SPDRのセクターETFと同様の傾向で、情報技術(テクノロジー)、一般消費財、エネルギーのパフォーマンスが良く、生活必需品のパフォーマンスがもっとも悪いです。

バンガードでは電気通信サービスセクターがあり、上半期のパフォーマンスはよろしくないですが、このセクターはセクターの再編対象。

ハイテク銘柄と組み合わさったあらたなセクターに組み込まれますが、パフォーマンスの傾向がどうなるのかは、再編で組入れ比率が確定次第上位銘柄で過去の動向を調べてみるしかなさそうです。

ヘルスケアセクターなんかを見ておりますと、小型株が含まれるバンガードのETFはSPDRと比較して最大数%パフォーマンスに差が出るとみていいでしょう。

まとめ


今年は生活必需品セクターに注目と年始に書きましたが、逆にパフォーマンスの悪さで目立ってしまった上半期でした。

6月頃からやや反転の兆しが見えつつあるような値動きですが、下半期でどうなりますかね?

チャート図にするとグラフが複雑になるので、セクター間の相関係数がわかる表を近いうちに作成してみようかなと考え中です。セクターローテーションが多少なりとも視覚化できればなと。
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