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米国株

Amazonと他の米国株の相関性について調べてみた

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米国株に投資しているブログを読んでおりますと、Amazonにかなりの比率投資している人がいる一方で、1年前1000ドル超えたぐらいだったのが、今1700ドルということで手を出し辛いという人も結構いるかと思います。

1000ドル超えた直後の昨年、米国株投資している人と話をする機会がありましたが、Amazonに関してはこれから伸びていくのは間違いないけど、今は投資をする機会じゃなさそうという意見になったんですよね。

個人的にもNASDAQのETF(ティッカー:QQQ)への投資も考えましたが手を出さず1年経過という感じです。

AmazonやGoogleの株価が1000ドル突破したので、情報技術セクターETF(VGT)やナスダック100指数(QQQ)の現状を確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

Amazonに続いてGoogleの株価も一時1000ドルを突破しました。ある意味好調な企業の象徴である2社の株価が節目を突破した影響か、ハイテク関連はバブルじゃないのか?という声もちらほら聞こえてくるようになりました。そのせいか金曜日にAmazonやGoogleは株価が下がって1000ドル切ってしまいました。...


今後のことはちょっと読めないという印象は変わらないのですが、同時にこれだけ上昇しているAmazonの株価と他の主要な米国企業の株価の相関性ってどんなものだろうと気になりました。

米国主要企業のPEGレシオに関して最近調べましたが、そのときの対象が合計25社でしたのである程度はセクターも網羅しているかと考えます。

ピーター・ティールも指標に使っている米国企業のPEGレシオを調べました - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望を読んでいて気になったのは、ピーター・ティールが投資先の評価方法でPERを利益成長率で割った「PEGレシオ」を用いているという点でした。...


ということで、basket portfolioを使ってAmazonの株価に対する相関性を調べてみました。

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過去6年の主要米国企業のAmazonとの相関性をまとめてみると


AMZN-mounthly-correlations-5y-20180710.png
Google0.61
フェイスブック0.21
マイクロソフト0.35
アップル0.30
NVIDIA0.31
Netflix0.31
IBM0.25

ジョンソン&ジョンソン0.23
ペプシ0.27
コカコーラ0.32
フィリップモリス0.27
アルトリア0.21
ロッキード・マーチン0.22
エクソン・モービル0.18
シェブロン0.12
ゼネラルミルズ0.13
キャタピラー0.17
キンバリークラーク0.19
スリーエム0.32
AT&T-0.01
ベライゾン0.07
GE0.19
ウェルズ・ファーゴ0.18
バークシャー(BRK-B)0.20

monthly correlationという月次相関性の結果をまとめてみました(表のキャプチャが見にくいので表追加)

期間はすべての銘柄を比較できる約6年ぐらいで取ってみたのですが、同じタイミングで株価が1000ドル超えたGoogle(GOOGL)が0.61ともっとも高い結果となりました。

ただ、それ以外の銘柄はというとだいたい0.18~0.30ぐらいの間に収まっています。ここ数年で立て直しが進んだマイクロソフト(MSFT)はやや相関性が高めか。

調べた中では電気通信サービスの2トップのAT&T(T)とベライゾン(VZ)は相関性が低いといえるでしょう。

過去6年は比較的恵まれた上昇相場でしたので、直近1年で見てみると、景色はどう変わるか?

過去1年の主要米国企業のAmazonとの相関性をまとめてみると


AMZN-mounthly-correlations-1y-20180710.png
Google0.69
フェイスブック0.43
マイクロソフト0.81
アップル0.24
NVIDIA0.69
Netflix0.72
IBM0.64

ジョンソン&ジョンソン0.17
ペプシ-0.01
コカコーラ0.29
フィリップモリス-0.11
アルトリア-0.06
ロッキード・マーチン0.41
エクソン・モービル0.22
シェブロン-0.18
ゼネラルミルズ0.25
キャタピラー0.12
キンバリークラーク-0.24
スリーエム0.43
AT&T-0.40
ベライゾン0.08
GE-0.41
ウェルズ・ファーゴ0.25
バークシャー(BRK-B)0.44

過去1年で見るとハイテク株の相関性がかなり高まっています。

マイクロソフトは0.81ですし、NVIDIA、ネットフリックス、IBM、Googleもかなり高い状況です。過去1年で見ると株価が不調なGEなどは完全に逆相関になっています。

バークシャー(BRK-B)との相関が0.44と意外に高いのは驚きです。Appleよりも高くなっていますし。

過去6年と過去1年の期間を比較してみると、Amazonと相関性が高いのはGoogleということでしょうね。それでも0.7ぐらいですけど。

まとめ


好調なAmazonの株価と他の企業の株価の相関性を調べてみましたが、直近1年ではハイテク株の好調さが反映されて、ハイテク株との相関性が高くなっているという印象を持ちました。

ただ、それ以外の業種の企業との相関性はさほど高くないかなと。

仮に10銘柄とか20銘柄でポートフォリオを作るとすれば相関性の低い企業と組み合わせた方がよいのでは?と個人的には考えます。

まぁ、株式の配当が集中する月(3月、6月、9月、12月)にAmazonを1株でも買えるだけの配当があれば購入してみてもいいのですが、1700ドルですからね。遠い夢です。現実的にはパワーシェアーズのQQQが対象でしょうね。
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