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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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投資関連本

お金の意味から金融政策まで一通りわかるMONEY もう一度学ぶお金のしくみを読んで

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先月はボーナス月で総資産が大きく増えたわけですが、なんどボーナスを経験してもお金を増やして早く楽をできるようにしたいというモチベーションをあがります。

どうやってお金を増やしていくかを考える上で、お金ってなんぞやとか、どういう歴史を経て今の金融政策になった経緯などを知りたいなと考えています。

将来的にお金はどう変わるか?という本は昨年読みましたが、いまは過去からの流れを知りたいなと。

お金2.0を読んで、資本主義から価値主義へ変わる新しい経済のルールと生き方について考えてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

わたしがCDを聞き始め、Mステなどのランキングも意識してみるようになったのが20年数前になるわけですが、そのころは100万枚売れるシングルCDが多くありました。...


そういった本を探していたところ、お金の意味から金融政策まで一通り網羅したMONEY もう一度学ぶお金のしくみという本を見つけたので購入して読みました。

ダートマス大学で公共政策と経済学を教えていて、経済学関連の本のベストセラー作家であるチャールズ・ウィーランの460ページにわたる大作ですが、本の厚さ分だけのわかりやすく丁寧な説明且つウィットに富んでいて読んでよかったです。

お金の起源からインフレ/デフレや中央銀行の金融政策について詳細に書かれているのも個人的に高評価です。

個人的に印象に残ったことをあげると次の3点ですね。

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お金の正体について


本の構成は第1部のお金の正体と第2部のなぜお金が重要かにわかれていますが、第2部に関しては主にアメリカの金融史と各国の概況についてという感じになっています。

第1部に関してはお金ってなんぞやというところから、インフレとデフレ、信用と破綻、中央銀行、為替レート、世界記入システムといったお金の仕組みを解説しています。

基本的に金本位制に対して以下の理由で否定的で中央銀行の業務の重要性を説いています。

  • 交換媒体として機能するには量が足りない。
  • 有効な合計単位になるには価値変動が大きすぎる。
  • 価値貯蓄手段として使っても収益を稼がない。

とくに変動為替レートと金本位制に関しては非常にわかりやすかったです。

あとは第2部の各国概況(日本、ユーロ、中国、そしてビットコイン)についても著者と同じ考えなのでじぶんの考えの補足になりましす。

ユーロは将来的にどうなるのか?というと各国それぞれの通貨に戻るという可能性もあるんじゃないかと考えました。

1929年の大恐慌と2008年のリーマンショックではなにが違ったのか?


リーマンショックが10年前と遠くなったわけですが、現在のニューヨークダウは9年以上上昇を続けている状況。

一方で、間に第二次世界大戦を挟んでいるとはいえ、大恐慌後ニューヨークダウは20年近く低迷を続けました。

この要因を9章でまるまる説明しているわけですが、リーマンショック時にFRB議長がバーナンキでなかったら、大恐慌の後のように株価が低迷していたのかもしれないという印象を持ちました。

リーマンショックをFRBはいかにして乗り越えたのか?危機と決断 ベン・バーナンキ回顧録上下を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

先月の参議院選挙終了後、都知事選の話題で持ちきりでしたが、その間に安倍首相がバーナンキ前FRB議長と会談を行い、金融政策について議論を行ったことがニュースになっていました。...


個人的に前FRB議長のイエレンもうまく立ち回ったと思っています。

ただ、さすがに株価の上昇が9年続いた中で、今のパウエルが本当にうまく立ち回れるのか?また、リーマンショックのような事態になった場合に政府と協力してコントロールできるのか?というと疑問が残るんですよね。

米国株は割高なのもありますけど、今後という意味では金融政策をいまのFRB議長がちゃんとやれるのかもネックになってくる可能性があるかなと。

バブル崩壊後日本の経験から学べること


最後に日本についての記述ですね。バブル崩壊から長期デフレ、そしてアベノミクスまで触れられています。

アベノミクスに関して評価は時代が下すし、日本の場合、高齢化、硬直化した政治構造など状況が複雑であると書いてはいるものの以下の教訓はほかの国にもとっても日本にとっても重要なんじゃないかと思いました。

  • 見た目ほど悪くはない、でも経済停滞→若者が痛手をうけてもっとひどい。
  • 金融危機はよくない。
  • デフレはあまりにひどいので、中央銀行は多少インフレになってもいいからデフレ阻止を頑張ろう。
  • デフレ期待はインフレ期待と同じくらい協力だ。
  • 金融政策は供給サイドの改革に代わるものではないけれど、それを補う重要なものになれる。

会社にの年齢構成を見ていても明らかにへこんでいる年齢層がいますから、そういった悲劇を繰りかえさないためにも、金融政策の重要性を政治家やメディアも認識してほしいですね。

金融政策やインフレ・デフレについても理解できるいい本だと思います。
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