fc2ブログ

関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
MENU
【スポンサーリンク】
Top Page > 海外株式 > 米国株 > Amazonの時価総額の上昇っぷりを調べてみると想像以上だった
米国株

Amazonの時価総額の上昇っぷりを調べてみると想像以上だった

Amazon-SPY-20180801.jpg

AIやビッグデータの活用で、ネット上から過去のデータを容易に入手できる環境が整いつつありますが、やはりデータを持っていて損はない時代はまだ続くんじゃないかと考えます。

同時にデータを抽出して事象を見つけ出すことも今後は必要となるんじゃないでしょうか。

で、そんなデータに関して考えさせられる資料を先日の掃除中に見つけました。

VT-2014-20180802.jpg

2014年のセミナーのバンガードの資料で、バンガード・トータル・ワールドストック(ティッカー:VT)の構成銘柄などを見てて、まだ4年経過していませんがGoogleやフェイスブック、Amazonの陰はまだ見えない状況。

現状のVTの上位と比較してみるとかなり変わってるという印象を持ちました。

とくにこの間に株価が上昇してるAmazonは株価が上昇し続けて5年で6倍になってる状況。株価の上昇で時価総額も伸びてアップルに迫っているという話もあります。

先日、野口悠紀雄氏の書籍でも紹介しましたが、GAFAのなかでもAmazonの持続した上昇は特筆すべきかと思います。

GAFAとAIとブロックチェーンでビジネスモデルの先祖帰りが始まる?「産業革命以前」の未来へを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

昨年株価が1000ドルを超えたGoogleやAmazonの株価が米国株を引っ張ってるのを見ますと、投資をする上でこれから先のビジネスモデルってどうなるのだろうかと気になります。...

そんなAmazonですが上場から20年以上経過しているなかで、株価の上昇がどのくらい目立っているのか、時価総額やETFの組み入れ比率から確認してみました。

スポンサードリンク

10年単位で米国株の時価総額の変遷を見てみると、20年で800社以上ごぼう抜き


まず前提として過去5年のAmazon、アップル、フェイスブック、GoogleのGAFA銘柄の値動きは以下の通り。

AMZN-GOOGL-AAPL-FB-5y-20180802.png

フェイスブックが直近で急落しているので、Amazonの伸びが目立つようになってます。

では、過去20年、10年スパンでこの4社の時価総額は米国市場の中でどこまで大きくなったのか?

企業名1997年2007年2018年
アップル745121
アマゾン823832
アルファベット-73
マイクロソフト334
フェイスブック--5
バークシャー・ハサウェイ2866
ジョンソン&ジョンソン1798
エクソン・モービル4110

比較対象としてわかりやすい、同じ時価総額上位10社のバークシャー、ジョンソン&ジョンソン、マイクロソフト、エクソン・モービルと比べてみますと、バークシャーやジョンソン&ジョンソンも時価総額を伸ばしているとはいえ、その勢いの差は顕著と言っていいでしょう。

ちなみに20年前はゼネラル・エレクトリックやコカコーラがマイクロソフトよりも上だったわけで、いずれGAFAに並びかける企業が出てこないとも限らないなと思いますね。

4年前のVTの組み入れ上位には入ってなかったが、いまでは2番目をうかがう勢い


4年前のVTの組入れ上位にAmazon、Google、フェイスブックは入ってなかったわけですが、現状は以下の通り。

VT-top10-20180802.png

3位から5位になっていて、アップル以外は1%を超えていなかった組入れ比率で、1.5%に迫っているのは驚異的かと。

Amazonは時価総額で2位になっているので、VTでもAmazonは組入れ2位になるのは時間の問題じゃないでしょうか。

米国一般消費財セクターETF(VCR)の比率も2年で5%増


VTだと組み入れ比率の伸びがわかりにくいのですが、Amazonが含まれる米国一般消費財セクター(ティッカー:VCR)ではさらに伸びが顕著です。

景気拡大局面に強いと言われるバンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF (VCR)を調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

安部首相とトランプ大統領との会談が行われましたが、日本のメディアはトランプの過激な発言ばかりに焦点を当てていて、トランプ政権の経済政策が見えてこない感があります。ただ、株価は2009年から上がり続けていますし、FRBも今年3回利上げするのではないか?という意見もあります。...


VCR-top10-170211.png

2017年の2月に調べたときにVCRへの組入れ比率は10%程度でした。

VCR-top10-20180802.png

現状では1年半で21%まで上昇。

このセクターは現在進行中の米国セクターの再編に絡んでいてAmazonは一般消費財セクターに残留予定ですので、株価がこのままの水準で推移したとしてもさらに比率は高くなでしょう。

時価総額の伸びが大きな企業の存在感は今後ますます高まる?


VTを4年前と比較してみても、全世界の株式に分散しているにもかかわらず、GAFAなど時価総額を伸ばしている特定の企業の比率が高まっています。

もちろんもう一度リーマンショック級の暴落が起きると上位の顔ぶれは変わり、各銘柄の組入れ比率も下がるでしょう。

しかし、一部でささやかれるGAFAの寡占が進むとVTでも上位の組入れ比率は大きくなっていくでしょうね。

とはいえフェイスブックが10年でここまで大きくなったのを見ると、新興企業の中から今後10年でGAFAを脅かす企業も出てくるのかもしれません。

今回調べていますと、個別株も悪くないけど投資のコアはやっぱりインデックスファンドかETFで運用した方がいいなと個人的に感じました。
スポンサードリンク
↓よろしければ応援・シェアお願いします↓
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へにほんブログ村 株ブログ 米国株へ
フォローする

更新情報を受け取る
follow us in feedly
関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://garboflash.blog.fc2.com/tb.php/1757-b70665dd
該当の記事は見つかりませんでした。