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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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バンガードETF

VTIやS&P500が高値を更新してる件について

VTI-over-20180811.jpg

米国市場はこれまで株価を牽引してきたNetflixやフェイスブックが不要に陥っていて、株価のピークは過ぎたのではないか?という意見もちらほらみかける今日この頃。

実際、過去の平均はどうだったかというと、9.11、イラク戦争、リーマンショックを除くというなぞ制限付きのデータですが、高値から70日で底、底から190日で株価高値更新が平均とのこと。


では、ニューヨークダウの現状を見て見ますと1月末に高値の状況で、高値更新はまだ遠い状況。

NYDOW-DJIA-20180811.png

株価の底はいまのところ3月なのですが、株価高値更新となると1月末から260日は10月になりますが果たしてほんとうにそうなるのか?という感じもします。

ところがS&P500やVTIを見てみますと、8/7にさらに高値を更新してるんですね。

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VTIやS&P500は高値を更新している状況


ニューヨークダウは1月末の高値更新が遠い状況なのですが、VTIやS&P500は高値更新しています。

VTI-SPY-200d-20180811.png
青がVTIで赤がSPDRのS&P500 ETF(ティッカー:SPY)なんですが、VTIは先月末に株価高値更新していて、8/7にさらに高値を更新、S&P500 ETFは7月末は超えなかったものの同じく8/7に高値更新。

更新したあとは下がってますが、この結果見たときもう1月末の水準に戻ってるのかと。

もちろんニューヨークダウ平均と構成が異なるのもあるでしょうけど、米国株強いなという印象を持ちました。

小型株やグロース株、高配当株などは1月末の高値を更新しているのか?


では、VTIやS&P500は高値を更新しているますが、それ以外の小型株やらグロース株、高配当株はどうなっているのか?

主要なETFを調べてみると以下の通りでした。

1月末から高値を更新している

  • NASDAQ(ティッカー:QQQ)
  • グロース株(ティッカー:VUG)
  • モメンタム(ティッカー:MTUM)
  • 小型株(ティッカー:VB)
  • 一般消費財セクター(ティッカー:XLY)
  • テクノロジーセクター(ティッカー:XLK)
  • エネルギーセクター(ティッカー:XLE)

1月末から高値を更新していない

  • 高配当株(ティッカー:HDV,VYM)
  • 増配株(ティッカー:VIG)
  • バリュー株(ティッカー:VTV)
  • 資本財セクター(ティッカー:XLI)
  • 素材セクター(ティッカー:XLB)
  • 生活必需品セクター(ティッカー:XLP)
  • ヘルスケアセクター(ティッカー:XLV)
  • 公益事業セクター(ティッカー:XLU)
  • 金融セクター(ティッカー:XLF)

高配当、増配、バリュー株が高値更新していないのに対して、グロース株やモメンタム、小型株、NASDAQは高値更新しています。

グロース株が強いという傾向は見えてきますね。

あと、セクター別も調べてみましたが数年不調だったエネルギーセクターとAmazonが引っ張る一般消費財とテクノロジーセクター-の3つは高値更新ですが、それ以外は高値が遠い状況。

VTIやS&P500の高値更新はAmazon+テクノロジーセクターが引っ張ったというのが見えてきます。

2007年~2008年あたりのパフォーマンスを比較してみると


VTIやS&P500が高値更新したとはいえ、このあと調整が起こるのでは?と考えなくもない。

では、大きな調整が起きたリーマンショック時の2007年の前後の価格変動を見てみますと、

VTI-SPY-2006-2008-20180811.png

2007年7月から雲行きが怪しくなり、その後10月に高値を更新したものの年末から下げ止まらずという感じになっています。

今回のVTIやS&P500の高値更新が2007年10月のようになるかはわかりません。

しかし、歴史は韻を踏むだけに2007年の米国株の動きに似てないか?とも思える状況。トルコや中国、欧州の雲行きが怪しい状況は注意が必要かと考えます。

リーマンショック時のFRB議長ベン・バーナンキはリーマンショック後の立て直しに関しては素晴らしかったと考えますが、リーマンショックは防げませんでした。


10年近く株価が上昇してるわけですから、多少マイナスになる可能性はあるものの、現金比率を高めるなり債券や金のポートフォリオ内の比率を高めるなど、有事への備えは自分でしておいて悪くない時期ではないかなと考えます。

まぁ、わたしがみなとはちょっと違うことをしておくというひねくれ者気質の影響でこういう考えが強いのが吉と出るか凶出るかはわかりませんが。
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