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インドの小型株にも投資ができるウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)を分析してみた

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新興国に関しては中国やロシアや東南アジアではなく、インドに注目しているという人は、私も含めて結構な人がいるかと思います。

もちろん人口規模や英語を話せるという利点もありますが、カースト制度が残っていたり、イスラムテロリスクがそれなりにあることはマイナスです。

とはいえ、インドシフトで現地に10年ぐらい滞在していた人の意見を見ますと将来性を感じますし、英語の話だと最近アメリカに旅行した直接人によれば、インド人の英語は綺麗なブリテッシュイングリッシュだそうで。

インドシフトを読んで見えてくるインドの底知れないポテンシャル - 関東在住福岡人のまったり投資日記

BRICsというフレーズはあまり使われることはなくなりましたが、この中で投資をするとすれば?と聞かれると個人的にはインドと答えます。...

イギリスの歴史の本を読んだのですけど、独立の経緯が、支配のためにイギリスが教育したインド現地の上流階級の間での民族主義の高揚で形成されたのが大きいんでしょうね。

その流れが続いてアメリカの大手企業でインド系が経営層に多数いるのかなと。


さて、そんなインド単体に投資する方法としてはETFが有効かと思うのですが、広瀬隆雄氏はウィズダムツリー・インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)をお勧めしていました。

インドに投資するならこのETFが良い

経費率0.84%なら他のETFないの?というレベルになりそうではありますが、主に日本の大手ネット証券で購入可能なインド株式ETFを並べると以下の通り。

    NEXT FUNDSインド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(1678) 経費率0.95%
    iシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディア・インデックス ETF 経費率0.64% ※
    iシェアーズ MSCI インディア・インデックス ETF 経費率0.99% ※
    ウィズダムツリー インド アーニングス ファンド(ティッカー:EPI) 経費率0.84%
    マーケット ベクトル インド 小型株ETF(ティッカー:SCIF) 経費率0.72%
    ※iシェアーズのETFは香港籍とシンガポール籍

東南アジアの単一国に投資するETFよりも全般的にコストが高いんですよね。

その上に香港籍やらシンガポール籍であることを考えると、ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)は選択肢になるかなと。

ウィズダムツリーの日本拠点が閉鎖となるそうですが、日本法人開設事態がここ数年ですので、その前からETFは購入できたのだからETFが買えなくなるということはないと思います。

ということで「ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)」について個人的に気になりましたので調べてみました。

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ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)は大型株だけではなく中型株・小型株にも投資ができる


まずは、ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)の中身を見ていきたいと思います。

EPI-20180826.png
株式のサイズ別の比率を見てみましたが、EPIはそれでも大型株の比率が8割超えてる状況。

小型株を含んでいるとはいえ中型株の方が比率は高いです。

中型株や小型株を中心に投資をすると考える場合は、マーケット ベクトル インド 小型株ETF(ティッカー:SCIF)の方がよいでしょう。

SCIF-20180826.png

ちなみに以前インド株の状況を調べてるときに使ったiシェアーズ MSCI インドETF(INDA)はほぼ100%大型株です。
INDA-20180826.png

インド株式ETF(iシェアーズ MSCI インドETF(INDA))の現状を調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

BRICsの終わりとか数カ国脱落するんじゃないかという話も昨年は出ていましたが、資源価格の下落の影響を大きく受けたロシアやブラジルも昨年後半から株価が回復傾向ではあります。...

互いの相関性はどんなものかと見てみますとだいたいSCIFに対して0.9ぐらいで、EPIはほぼINDAと1.0の関係ですので、広瀬氏のおっしゃる通りINDAの代替としてつかえると考えます。

EPI-SCIF-INDA-correlations-20180826.png

セクター別比率


次にセクター別の比率を見てみましょう。

EPI-sector-20180826.png

金融、情報技術、エネルギーの3強状態ですね。

エネルギーセクターの割合が高くなっていますが、石炭と天然ガスは国内資源のようです。とはいえ人口は増え続けていますので、電力不足になりがちのようです。

一方で小型株で見るとセクター別の比率は景色が一変。

SCIF-sector-20180826.png
素材セクターとかの比率が高くなってるのは意外でした。金の消費が多いのと関係あるんですかね?

パフォーマンス比較


最後にパフォーマンスを見てみました。ポートフォリオ1~3はそれぞれEPI、SCIF、INDA。

過去約5年で見てみますと水色のEPIと黄色のINDAはほぼ同じパフォーマンスです。小型株も含まれていると考えると広瀬氏のいう通りEPIの方を個人的にはお勧めしたい。

とはいえ小型株中心にSCIFに投資するとボラティリティは高いのでリスクがあることを意識しておいた方がいいでしょう。

EPI-SCIF-INDA-5y-20180826.png

まとめ


広瀬氏のブログを見ていろいろと調べたことを記事にしてみましたが、現状のコスト高めの傾向を見ると、インド株式に投資するならばEPIが選択として1番手だと考えます。

まぁ、将来間違いなく人口はトップに、経済規模もランキングはベスト5ぐらいに入るでしょうからSCIFを何割か合わせて投資するのもありじゃないかと。

今後の動向が気になる国ですのでいろいろと情報を追っていきたいと思います。

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