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米国株

GAFAに続く5番目の騎士となりそうな米国企業はどこか?

GAFA-5knight-20180905.jpg

Google、Apple、Facebook、AmazonのGAFAを4騎士に見立てた「GAFA 4騎士が創り変えた世界」を読みましたが、本の中では各社のリスクについても言及されています。

とはいえ4社のなかでもAmazonはリスクが小さいんじゃないかという印象を持ちましたが。

Google、Apple、Facebook、Amazonは神か悪魔か。GAFA 4騎士が創り変えた世界を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ジム・クレイマーが提唱した注目する成長企業群FANGですが、2年前にはそれがNetflixがアリババに変わってFAAAになってたりとやはり成長企業は移り変わりが激しい印象を持ちました。...

著者のスコット・ギャロウェイ氏は4騎士がIBMやヒューレット・パッカードのようになる可能性もあると言及しているように、5年単位で景色が変わるのも事実。

9社もの企業経験があり、マーケティングにも詳しいギャロウェイ氏はNEXT GAFAということで、5番目の騎士あるいは今後ライバル候補となりうる企業についても分析しています。

原著が出た時期の関係か不自然にマイクロソフトとリンクトインがまとめられてる感がありましたが(一応親会社とは書かれている)、取り上げてる企業は意外な面子も含まれている印象でした。

ということで9章の内容について、本の内容と個人的な意見をまじえながらまとめてみました。

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マイクロソフト


S&P500の組み入れ比率などを見ていくと第5の騎士はマイクロソフトじゃないかという気がします。

実際、ウィンドウズ・フォンでの失敗がなければ第5の騎士になっていたとも書かれてましたし。

とはいえサティア・ナデラの評価は高く、企業向けに専念しているからこそ、イノベーションや競争が激しくない市場にいられるため、消費者市場で激しくやりやってる面もある4騎士とは異なるというのはまさにその通りかと。

Amazonを警戒する陣営に対してクラウドを広げていってるのはあまり評価されていなかったのは意外でしたね。

アリババ


市場規模の大きさという意味では米国上場の外国企業でアリババが上がるのは当然かと思いますが、アメリカ人からの視点でしょうか、親ブランドの印象が最悪と手厳しい。

また、世界進出のためのハードルも高い印象というのは同感で、東南アジアなどは華僑が多いので比較的簡単ですが欧州や西側先進国への進出がどうなのか?

アフリカに進出するという視点は欠けてるのでその辺をギャロウェイ氏がどう考えてるかは気になりますが。

あと、野口氏も書いてたけど、業務的にいずれ中国政府との政策とぶつかる可能性は高いと考えますので、それがいつになるかが今後の焦点ではないかと考えます。

GAFAとAIとブロックチェーンでビジネスモデルの先祖帰りが始まる?「産業革命以前」の未来へを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

昨年株価が1000ドルを超えたGoogleやAmazonの株価が米国株を引っ張ってるのを見ますと、投資をする上でこれから先のビジネスモデルってどうなるのだろうかと気になります。...

テスラ


現在ちょっと騒がしくなっているテスラに関しては評価が高かったですね。ビジョンや高級ブランドという観点を評価していました。

とはいえ自動車部品などのコストは軽視できるものではないですし、世界展開をどうするかという点はネックだと書かれていました。

苦しい状況が続きますと、トヨタかワーゲンが買収に出てくる将来もありうるんじゃないかと思うんですけどね。

ウーバー


超クールになる可能性を褒めていますが、垂直統合されていなくて、配車サービスに市場価値が本当にあるのかと疑問を投げかけています。

それと創業者はゲス野郎とまで書かれてますので、善なる存在となる必要があるというのはまさにその通りでしょう。

各国タクシー労働者は一定数いて、その組合からの反発などは世界中で起こりうるでしょうし。

エアビーアンドビー


仲介者の信頼性、製品の流動性から堀があるとウーバーよりも評価は高いです。シェアリング業界では第5の騎士に近いとも。

いずれ不動産や固定資産を持つようになるとの予測ですが、それをやるとホテルに近づいていくのでどうなるのか?という気もしました。

とはいえその辺も併せてイノベーションを起こせる可能性もあるかもしれません。

ウォルマート


ECマーケットプレイス「Jet」を運営するジェット・ドット・コムを33億ドルで買収したことと市場優位性を評価してピックアップされてました。

ただし、賃金面で好感度が高くない点をネックとして上げていました。

市場優位性は抱えるものの、顧客はデジタル麺などの後期追随者であることから、デジタル化を進めても・・という指摘もあてはまる気がします。

一定規模は維持するけど大きくなるかというと難しい印象ですね。

IBM


コンサルティング・サービスの移行とワトソンで上げて取り上げていましたが、どちらも強いかというとどうなのかなと。

前者はアクセンチュアあたりと競合する上に、アメリカ以外のIT大手もコンサル的な業務やってるでしょう。

ワトソンの場合、先行はしているものの収益が落ち込んでいくIBMと、収益をどんどん伸ばしている4騎士との勝負なると後塵を推す可能性もあるんじゃないかという気がします。

ベライゾン、AT&T、コムキャスト、タイム・ワーナー


一番驚きだったのがなんでこの4社と思いましたが、デジタル時代にネット回線はこの4社が所有しているからだと。

世界中のデータが通るパイプを持っていたら、どんな時代でも高い利益を上げる重要な大企業になれると。

とはいえ5番目の騎士になるレベルまでいくかというと4社間の競争もあるので厳しいそうな印象。

名前があがってなかた企業ではNVIDIAか?


読み終わった後、名前があがってない企業の中で当てはまる企業はあるかと考えてみました。

4騎士が共有する「覇権の8遺伝子」のうち、少なくとも商品の差別化、世界展開、ゲーム機による好感度、AI、地の利(シリコンバレー)は満たしているNVIDIAは当てはまるかなと。

自動運転やゲーム機などで使われるのは、ネット回線を例にAT&TなどがNEXT GAFAにあげられてるのを見ますと資格はありそうに思えますが。

ここまで見てきましたが、ダークホースがどこからともなく現れる可能性も否定できませんから、アンテナを広げて、新しい技術に対する好奇心を投資をする上でも忘れないようにしておく必要があるでしょうね。

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