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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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ニューヨークダウが最高値更新。今年の1月とは違う印象がある一方気になる点も

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ニューヨークダウが終値で1月末の最高値を更新しました。

アメリカと中国の貿易摩擦で株価が調整に入るのでは?という観測もちらほら見受けられた中で、先週一気に上昇して更新しました。

NYダウ終値、連日の最高値更新…警戒感が後退 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 【ニューヨーク=有光裕】21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は4日連続で値上がりし、前日比86・52ドル高の2万6743・50ドルだった。前日に続き、終値としての最高値を更新した。

わたしが投資を始めたのが2011年からなのですけど、例年10月から12月にかけては株価が上昇しているケースばかりを見ている印象なので、最高値更新は10月ぐらいかなと思っていただけに意外と速いなと。

とはいえS&P500やVTIは8月には最高値を更新していただけに、米国株単体で投資するとしてもダウ、S&P500、VTIのチョイスは重要になりそうだなと思う事例です。

VTIやS&P500が高値を更新してる件について - 関東在住福岡人のまったり投資日記

米国市場はこれまで株価を牽引してきたNetflixやフェイスブックが不要に陥っていて、株価のピークは過ぎたのではないか?という意見もちらほらみかける今日この頃。...

さて、今回の最高値を識者はどう考えているのか?永遠のブルが帰ってきたとまで記事の中でいわれてるジェレミー・シーゲル大先生は以下のコメントを残しております。

ジェレミー・シーゲル:リスク・オンで小バブルへ

「市場が最終局面に入り見込みでショートしていたヘッジファンドを始めとする投資家が、ここで(ロングに)追随したのだろう。
1月のような小バブルを迎える可能性がある。1月はモメンタム株に再度火がつき、その後反動が起こった。
しかし、今回は信じられないぐらい力強い。」

1月を小バブルと指摘していますが、個人的には1月は小バブルではないと思うものの、1月よりも力強いというのは同感です。

とはいえ引っかかる点もあるんですよね。

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過去の暴落の平均を見てみると、底からの回復期間は急ではない


たびたび貼ってるtweetですけど、9.11、イラク戦争、リーマンショック(最初の2件は偶発的ですが、リーマンショックを含めない意図は気になるところですが)を除く条件だと以下のように最高値から底までの下落の平均が70日、底から再度最高値更新までの平均が190日でした。

では1月末からのニューヨークダウがどうだったかというと、3月の後半が底だったという結果ですので、最高値から底までの下落は約2ヶ月でやや平均よりも短期間でした。

一方で、底から最高値の更新までが約半年の180日ぐらい。こちらも平均より短めではありますが、例外的な数値ではありませんので急な株価の上昇という感じではないですね。

気になるのは1月末からの下落の一因の金利の上昇ですが、10年債(赤:TNX)、30年債(青:TYX)とBND見てもだいたい3月末くらいの水準です。

TNX-TYX-BND-5y-20180924.png
もちろんシーゲル大先生が言及しているようにこれから1%くらい金利が上昇すれば景気は腰折れの可能性はありますけど、まだその水準は遠い可能性が高いかなと考えます。

まぁ、世界的に低金利なのでどこが適応なのかわからない状況ではありますが。

一方で気になる点はS&P500よりも好調なセクター


一方で気になる点は特定のセクターの好調さが果たして続くのだろうか?という疑問は拭えないんですよね。

さすがに最高値更新ということでSBI証券にログインして確認してみましたが、ヘルスケアセクターなんかここまで上がったの?という印象を持ちましたし。

VGT-VHT-VOO-yld-20180924.png

S&P500(緑)を情報語術セクター(赤:VGT)とヘルスケアセクター(青:VHT)は大きく上回っているのを見ますと一抹の不安を覚えるのです。まぁ、過去5年で見てもS&P500を大きく上回ってるんですけどね。

VGT-VHT-VOO-8y-20180924.png

とはいえここまでの米国株の上昇を牽引してきたGAFAのうちフェイスブックがこけた状況になったのをみますと、牽引役が他にでてくるのか?という心配はあるんですよね。

もっともアメリカの消費が強いのは間違いないので、他の企業にも景気の好調さが波及していくとは思いますが。

2019年に調整が起こると指摘する識者はそれなりにいるだけに、ニューヨークダウの最高値更新に驕らず慎重に行動した方が吉ではないかと考えます。

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