Tポイントで投資ができるSBIネオモバイル証券をSBI証券とCCCが設立へ
楽天証券で楽天ポイントを使って投資ができるようになるという話題が先月盛り上がっておりましたが、楽天証券がやるのならばSBI証券も対抗策をとってくるのではないか?と考えていました。
SBI証券で貯まるSBIポイントはnanacoやTポイントなどと変換可能ですので、どこかと組んでくるんじゃないかと。
ポイント文化圏で主なものをあげると、イオンのWAON文化圏、セブンのnanaco圏、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)のTポイント圏のあたりと見てましたが、とくに結びつきが強いTポイントで投資は面白いんじゃないかと先月記事に書きました。
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昨日、日経がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とSBI証券共同で共通ポイント「Tポイント」で株式投資ができるサービスを始めると報じました。楽天はグループ内で完結していますけど、SBI証券ってTポイントやnanacoとSBIポイントが紐づいてるのを見ると、スーパー、コンビニ、ツタヤ、ソフトバンク関連などと連携するためにTポイントで投資とかできると面白そうだとは思いますが。
まぁ、ソフトバンク系は提携先が複雑な状況ですのでカードで投資というのはいまのところ難しそうですけど、今回楽天証券が動いたの見てどうしますかね?
Tポイントで株投資 CCCとSBIがスマホ証券設立
別証券会社設置というのはやや期待外れですが、SBI証券が共同で設置するうようですから、ある程度は連携が取れた形になる可能性は高いんじゃないですかね?新会社を設立し2019年4月にも開始する見通しだ。スマートフォン(スマホ)を使って1ポイントから取引に使える手軽さが特徴で、若年層を中心に投資の初心者を呼び込む狙いだ。
新会社は「SBIネオモバイル証券」で、CCCは子会社を通じて出資する。
Tポイントのカバー範囲は広い
楽天ポイントに関してはやや閉じた印象が個人的にはあるのですけど、Tポイントの提携先はかなり広いといえるでしょう。
とくに都内だとイオンの数が少ないため、ドラッグストアでウエルシア、スーパーがマルエツのような人はTポイントかなり貯まると思います。
それ以外でも以下の各ジャンルで使えるのは大きいかと。
- 家電→エディオン
- 飲食関連→ガスト、バーミヤン、ジョナサン、ドトール、吉野家、ロッテリア
- 洋服→青山関連
- 車関連→ENEOS、オートバックス
- エネルギー→東京電力エナジーパートナー
- 書店→蔦屋書店、TSUTAYA
ここで上げた店以外にもANAのマイレージはTポイントに変換可能ですので、多方面からポイント貯めて投資に使える意味で大きいと思いますね。
メインをTカードにするとさらに貯まるでしょうし(携帯がソフトバンクならなおさら)。
ただし投資可能なファンドが限られている可能性も
ただし、SBI証券が共同で設立するわけですから、投資可能なファンドが限られる可能性はあるかと思いますね。
マルイが設立したtsumiki証券のラインナップはエポスカード持ちのわたしでも使わないなという感じですし。
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まずは続報で新証券会社の取扱いファンドとSBI証券との関係性を見定めてから口座解説の有無を考えたいですね。
ソフトバンクは創業者がシャープの元副社長で工学博士の佐々木正氏の「共創」という理念に強く影響を受けています。
SBI証券がほかとの変換で便利なTポイントと連携する方向性はある意味必然かなと。
とはいえ現状では単一の楽天ポイント圏とはちょっと異質な感じもありますので、証券会社設立までどういう施策を打ち出してくるか注目したいと思います。


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