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関東在住福岡人のまったり投資日記

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日本のインデックス投資は40年古いと書いてあった本のおすすめポートフォリオを検証してみた

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本日週明け午前中の顧客先の要件のため出張中です。

出張先のお供にということで先週本屋で投資関連の本を探していたら、思わず目に留まった本が。

日本のインデックス投資は40年古い!と見出しが気になりましたね。

とはいえこういうタイトルを見るとアクティブとかレバレッジとかの話になりそうですが、書いてある本はiDeCoやつみたてNISA向けの内容が書かれていますし、インデックスファンドとETFを使ったシンプルな投資法です。

詳細は後日別記事にしますが、その中でおすすめポートフォリオが2つ紹介されていました。

とくに月々1000円から始めれるポートフォリオはここまでシンプルなのかと思う内容で、逆にこれを具体的なファンドで運用するとどういうパフォーマンスになるか気になりました。

ということでおすすめポートフォリオの別称「じぶんちポートフォリオ」について過去のパフォーマンスを確認してみました。

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1000円から投資できるじぶんちポートフォリオ


本の中で紹介されていた月々1000円から始められるおすすめポートフォリオは以下の3つのファンドで構成されていました。

    楽天・全米株式インデックスファンド 45%
    三井住友・日本債券インデックスファンド 45%
    iシェアーズ ゴールドインデックスファンド(為替ヘッジなし) 10%

外国株式の部分は新興国株式がアメリカの為替や金利などの影響を受けるため、米国株のみでよいという考え方でした。

金を10%取り込んでいる点はレイ・ダリオの黄金ポートフォリオに通じるものがあるかなと。

レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、その中で特に気になっていたのが、レイ・ダリオが紹介していたオール・シーズンズ戦略の「黄金ポートフォリオ」についてです。...

このポートフォリオは過去の実績から導き出したわけですが、国内債券45%というのは確かに過去20年ぐらいならいいけど、いまの低金利下で有効なのかというと微妙な感じがします。

また、別ポートフォリオでは国内債券30%、外国債券10%となってましたので分散した方がいいかなと。

ということで以下のポートフォリオを検証してみました。

  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカー:VTI) 45%
  • iシェアーズ世界国債(除く米国)ETF(ティッカー:IGOV)
  • iシェアーズ ゴールド・トラスト(ティッカー:IAU) 10%

外国株式+債券+金のポートフォリオのパフォーマンス


債券は日本の比率が高くて他の米国除く債券に投資できるIGOVをチョイスして約10年のパフォーマンスを検証してみました。

VTI-IGOV-IAU-portfolio-20181111.png

過去のパフォーマンスは2009年1月からとだいたい10年位。米国外債券のETFが運用開始から10年程度なので、リーマンショック前から比較的ないのが難点ですが。

VTI-IGOV-IAU-portfolio-annual-return-20181111.png

シャープレシオはポートフォリオが0.92と目標の1.0に近いものがありますし、年次リターンが8%あれば十分だと考えます。

難点としてはVTI一点張りなので、S&P500との相関性は0.87と高いです。

最大マイナスが-9%程度で収まっていて、株式の半分の値動きになっているのがこのポートフォリオの肝です。

VTI-IGOV-IAU-portfolio-growth-20181111.png

10年経たずに倍になってますから個人的には悪く無いでしょうし、リスク許容度に合わせて株式の比率を1,2割上げるのも悪くはないかと思います。

VTI-IGOV-IAU-portfolio-annual-return-nenji-20181111.png

このポートフォリオのデメリットとしては、株式が右肩上がりの局面ではなかなかS&P500に勝ててないことではありますが。

個人的には債券部分を国内債券+米国債にして金の比率を上げるという可能性は今後さらなる検証の余地ありかなと調べてみて考えました。

10月の調整時は債券もあまり機能していない状況ではありましたが、アクセル全開で株式に踏み込む時期ではないという考えですので、いま投資を始める人には「じぶんちポートフォリオ」はインデックス、ETF問わずお勧めできるものだと思います。

ちなみに国内債券や外国債券を細かく区切って小型株へ投資するポートフォリオもありましたので、そちらの方も検証してみようと思います。

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