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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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セミリタイア

現実的にFIREと定年退職の中間のセミリタイア狙いで、倹約→貯蓄→投資のサイクルを回す

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日曜の夜に家にもおらず客先の出張に備えて前日入りという状況下では、どうしても仕事やるってなんぞやということを考えてしまいます。

普段日曜にやってる掃除洗濯家事全般をやりませんし、普段とちょっと違う状況下ではやることが限られてきます。

貯蓄と倹約を優先して早期に経済的自立と早期退職を実現するFIREという生き方に関する記事が昨年からちらほら見かけておりました。

先週はウォールストリートジャーナルでも記事になっていたので、ブログでもこの話題を取り上げている人が結構いました。

貯蓄と倹約が最優先:40歳引退を狙う米国の若者

FIREはFinancial Independence and Retirement Earlyの略で、節約を重視し家計を最小限に抑えることをスリム、資産を増やし投資収益を大きくすることをファットとタイプわけもされているそうです。

記事中のシルビアさんの目標は40歳までに200万ドル(約2億数千万)貯めてリタイアするために、税引き後の所得の7割を貯蓄に回している模様。

7割という数字を見て三菱リーマンさんを思い浮かべたのは私だけではないでしょう。

ただ、実際の生活は三菱リーマンさんよりも節約に突き抜けていてきつそうな印象を持ちましたね。


  • 食費は月75ドル以下に抑制すべく、茶色いバナナなど廃棄直前の食品を選好
  • 娯楽費節約すべく、Netflixは友人アカウントを借用

ここまで極端な人はアメリカでも少ないと思いますが、FIREというコンセプトに特化したオンラインフォーラムのフォロワー45万人以上だそうで、
近い考えを持つ人は多いんでしょうね。

もちろんこの生き方に賛否両論あるかと思いますが、今までとは労働環境と年金環境が変わる中では、
この考え方が出てくるのは仕方ないと思うんですよね。

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ライフ・シフト的な考え方はわかるが、地方の入院病棟で見えてくるもの


FIREとは真逆の考え方としては、ライフ・シフトに書かれてある人生100年時代で、医療技術が発達した今は70代でも働くというスタイルがあります。

20代30代は読んでおいて損はない。LIFE SHIFT(ライフ・シフト)を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

読書が習慣になり早5年以上経過したわけですが、一番多く読むジャンルとしては投資に関係する本や経済・ファイナンス関連が多くなりがちなのですが、ここのところは投資関連でピンと来るものがなく、記事にするのはそれ以外のジャンルが多いですね。...

もちろんこのスタイルは、先進国で高齢化が進んでいますし、労働環境はAIやロボットで激変するのは間違いないので、この本がはやるのも分かりますし、書いてあることはもっともだと思うのです。

ただ、病院で現実を見るとFIREしたくなるかなと。

数年前に90代前半の祖母が骨折して入院(その後退院して元気です)したのでお見舞いに行きました。高齢者が1室に3人とか4人入院しているんですね。

見た感じ70代や80代の人が同室ですけど、どう見ても一番年上の祖母が一番はきはきしていて、残りの方々は痴呆の症状や病状が重めの印象。

もちろん個人差はあるでしょうけど、仮に70歳まで仕事して残りの人生の中で、健康でいられる時間って10年ない場合もあるんじゃないかと。いくら今後健康寿命が延びるとはいえ。

地方の病院で身近なこととして見ると、やっぱり遅くとも60歳できっちり辞めれる体制を作って人生で自由な時間を長く確保したいなと思うのです。

労働において自分ではコントロールできないことが多い


わたしが入社したころは育児や介護理由に仕事を辞めてく人は結構いました。

ただ、それから結構時間が経ち働き方改革も進んで、大分働き方も柔軟性が認められるようになってきたと思います。

同時に働き方で柔軟性が認められるならば、生き方に関しても柔軟性を認められていいのではないかと。

労働に関して人が嫌になるのってやっぱり自分でコントロールできない部分が大なり小なり発生するからだと思うんです。

これは個人能力関係なく、幹部社員だろうが、一般社員だろうが、フリーランスだろうが変わりないです。

自分でまわりのことをコントロールするという意味でFIREってのは選択肢の一つなんじゃないですかね?

ある意味仕事内容が従来と変わりすぎて、ゲームの内容がこれまでと変わっている状況ですから、もっと柔軟な生き方についても認められる寛容な社会が今後求められるのではないかなと。

FIREな生き方も認められるのが本当のリベラルな社会といっていいんじゃないですかね?

FIREと定年退職の中間を目指す


シルビアさんの目標は40歳までに200万ドルなんで、労働収入でも総資産でも無理な条件ですが、アメリカの場合ですと物価が高いうえに、とくに不動産価格が上がってるのが大きいかと。

日本ならばかなり金額はかなり下がると思います。

元経産省官僚の宇佐美氏の本に書かれているように年金は将来的に減額確実ですが、完全破たんはないと思います。

「逃げられない世代」は、20代30代が将来の年金や安全保障について考えるきっかけとなる本 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

最近は投資系のブログでも日本オワコン的な感じのことを書いてるブログがあるようですが、これは投資だけでなく経済関連でもそういう本や意見って出てますよね。...

であるならばまずは現実的に40歳リタイアのFIREと定年退職の中間を目指すのが最初かなと。

手取りの7割はとてもわたしにはできるものではありませんが、ある程度は趣味と食事に使っておいた方が精神的につぶれるリスクは避けられるでしょう。

ただ、仮に自分の手取り7割を貯蓄に回すと仮定してみると、現状手取り25%、ボーナス9割近く貯蓄→投資に回しているわけですが、手取り分が2.8倍投資に増えるわけです。

投資開始7年で上昇相場に乗れたとはいえ増えた金額がさらに2倍になってたとして金額を推定で出してみると・・

今後、収入増やして投資に回せる金額を増やしていかないと、セミリタイアの道は遠いという結論に行きついちゃうんですね。こういうこと考えていると宝くじに人が走る理由もよくわかるのです。
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