ボーナスでの投資を前に、個人的に重視している生活必需品とヘルスケアの2つセクターの状況を確認
ボーナス枠を使っての投資を行うわけですが、株式で投資をする部分はセクターは比重の大小はあるとはいえ、比較的分散されたETFを対象としています。
ただ、それでも個人的に重視しているセクターがあります。
生活必需品セクターとヘルスケアセクターです。
この2つのセクターはいつも買い増し的にセクターETFを追加で毎回投資しています。
冬のボーナスを使っての2018年度NISAの残りと2019年度分の投資を考える - 関東在住福岡人のまったり投資日記
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となると生活必需品セクターとヘルスケアセクターの現状は把握しておきたいなと。
とくにここ1年と株価が下がった10月からの状況を確認してみました。
米国各セクターの直近1年のパフォーマンスをSPDRのセクターETFで確認
まず、米国株の各セクターの直近1年のパフォーマンスをSPDRのセクターETFで確認してみましょう。
セクターの11の区分は一般消費財、コミュニケーション、テクノロジー、資本財、素材、エネルギー、生活必需品、ヘルスケア、公益事業、金融、不動産になります。

過去1年のパフォーマンスを見てみますと、なんとヘルスケアセクターがトップ。一般消費財やテクノロジー、コミュニケーションは前半の貯金が生きてまだプラスという感じですね。
一方でマイナスなのは素材、エネルギーで、金融も冴えない状況です。
これが10月の株価急落を含む2ヶ月で見てみると、景色がちょっと変わりますね。

原油価格の下落でエネルギーセクターが頭抜けて下がっていますが、一般消費財、コミュニケーション、テクノロジーあたりも大きく下がっている状況。
逆に冴えてなかった生活秘術品、ヘルスケア、不動産の3つのセクターは上昇しています。
過去1年で見ると好調だったセクターは軒並みここ2ヶ月で下がっていますが、ヘルスケアセクターは踏ん張っています。
バンガードの生活必需品セクターETF(VDC)とヘルスケアセクターETF(VHT)
一時は不調だと言われていた生活必需品セクターも持ち直し、ヘルスケアセクターは好調の状況ですが、では実際に購入するETFはどうなのか?
バンガードの生活必需品セクター(ティッカー:VDC)とヘルスケアセクターETF(ティッカー:VHT)を見てみます。
比較対象は緑がテクノロジーセクター、桃がコミュニケーションセクター、水色がS&P500です。

9月のピークを超えては居ませんが、1月の株価上昇したときを青のヘルスケアセクターは超えてますね。
赤の生活必需品セクターのVDCだけを見ると、年始以降沈んでいましたが、その後巻き返してS&P500とも差がないくらいまで回復しています。
結構2つのセクターは上昇しているので、買うなら6月頃だったかなという印象もあるだけにそこまで強気にはなれないというのが個人的な印象。
ただ、近2ヶ月を見てみますと・・

そこまで大きく上昇というわけでもないので、買わないという選択肢はないかなと。
まとめ
個人的にいまが底だという感じではないので比較的強きという感じではないです。
ただし、重視しているセクターなので今回も買い増し的に買おうと思います。
比率は株式の部分でさほど大きくしませんが、ヘルスケアセクターよりは生活必需品セクターの方が割高感はないので多めに買う予定。
ここのところ株価は持ち直す気配ですが、年が明けてから株価が下落はそれなりに見る印象ですので、引き続き警戒感高めの投資方針で行こうと思います。


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