嵐の予兆かHDVの分配金が大きく減少・・2018年12月度分配金報告
12月に入りまして世界的に株価が下落し始めています。
すべてが悪い数値ではなくいい数字も出ている点もあるのですが、流れが変わるとちょっとした悪いことに目が行って売られるという形になってるかなと。
運用してもう7年になりますが、12月はいつも悪くて横倍という感じでだいたい上昇してることが多かった印象。
たいたい冬のボーナス枠で投資したときは年明けから株価が下落して高値つかみということがちらほらありましたし。
なにかの記事で見たのですが、12月株価が下がると翌年の株価は良くないことが多いそうです。
かねてから来年は相場が怪しいという話は各所で見かけただけに、2015年後半から2016年夏ぐらいまでの相場の空気を最低でも意識しておいた方がいいでしょうね。
さて本題に戻りまして、今月の分配金は以下の通りです。
今月の海外ETF分配金一覧
バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND) $0.19203
バンガード米国長期債券ETF(ティッカー:BLV) $0.28547
SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(ティッカー:JNK) $0.173
iシェアーズ米ドル建て投資適格社債(ティッカー:LQD) $0.351606
iシェアーズ・コア米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV) $0.708810
バンガードトータル ワールド ストックETF(ティッカー:VT) $0.48900
バンガード米国増配株式ETF(ティッカー:VIG) $0.57720
バンガード米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM) $0.73880
ヘルスケアセレクトセクターSPDRファンド(ティッカー:XLV) $0.3795
バンガード米国生活必需品セクターETF(ティッカー:VDC) $1.04360
バンガード米国ヘルスケアセクターETF(ティッカー:VHT) $0.62560
配当が出そろいましたが、今年は12/31が月曜日。
東証の大納会は12/28になりますから、入金は来年のETFが多そうだと思ったら、バンガードのHP見ても今年は早い。
12/20支払日のETFも多いので、来週には入金されてるでしょうね。
今年は想定以上の配当額となりそうですが、株価の下落による分配金の減少は来年起こりうる状況になりつつあります。
債券は底を抜けた感がありますし、金利の上昇は落ち着いた状況。
来年はなかなか増えない状況となりそうです。といっても繁忙状態が3月まで続くので入金力もアップしそうですが・・
HDVの分配金が大きく減少したのは嵐の予兆か?
iシェアーズ・コア米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)の分配金って、例年3月の水準に合わせることが多いです。
2016年なんかは前年後半の原油価格の下落で株価も冴えなかったので、2015年から減った状況が続きました。
で、今年の場合は株価が2017年好調だったせいか前年よりもかなり高い水準でしたけど、12月になり突然1回あたりの金額が9月時から10%以上減りました。
たしかに高配当株の中には株価が結構下がっている銘柄がありますけど、それにしても急に減ったなと。
一方で、バンガードのVYMは金額が増加して過去最高額。
米国増配株式ETFのVIGに関しても同様で、似たような銘柄が多い中、HDVだけここまで減るのは不思議ではあります。
ある意味ディフェンシブ株も今年の初め同様崩れそうな予兆にも思えますが。
リーマンショック時のデータを見ても、配当系ETFもだいたい2割とか3割減配をしていますので、高配当の投資をしていても株価が下がる上に減配があるということを認識しておいた方が良いでしょうね。


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